石は限られた地下資源。

皆様こんにちは。
同じセブンスターを愛煙する若連の後輩が
いきなり禁煙宣言をして驚愕した
石屋ブロガーの湊和也です。

いつ以来の快晴でしょうか。
気温も上がり
自然と僕のテンションも上がります。

しかし風の涼しさには秋を感じますね。
東北の夏は駆け足で過ぎ去っていきます。

このフレーズとにかく気に入っています(笑)

さてさて。
本日は朝から二本松市茂原地区へ。
建墓依頼を賜りまして
まずは墓地の現状確認へ行ってきました。
途中に百目木地区を通るわけですが
先日の大雨での被害の傷跡が
たくさん目に付きました。

一日でも早い復旧・復興を
心より祈念いたします。

その百目木地区は
古くは近くで羽山石が採石されたため
ずいぶんと石屋さんで賑わった町でした。

現在は採石されていません。

石っていうのは自然素材。
それゆえ難しい部分もいくつかあります。
以前もそういった記事を書きました。
参照下さい。

https://minatokazuya.com/?p=752
https://minatokazuya.com/?p=1429

んでもって
石は限られた地下資源であることにも
気を配ってお仕事しなければなりません。

お墓のリフォームのお仕事ですが
何でもかんでも新しい石と交換するのかといいますと
そうではありません。
僕は利用できるものは極力利用するという姿勢です。

例えばこんな感じ。

供物台 (1)

矢印が指す石は物置石。
安定感のあるものを新設するので
不要になるのですが
何かに利用できないか?

ポクポクポクポク

チーン

供物台 (2)

再加工して
石塔の供物台に再利用。

丘カロート (1)

地上式納骨堂の耐震性を上げるため
丸々交換しなければならないが
矢印が指す四枚合わせの笠石は
ボリュームあるし何かに利用できないか?

ポクポクポクポク

チーン

丘カロート (2)

再加工して
新しい地上式納骨堂の下石として再利用。

とまあこんな感じ。

石屋にすれば
プロとしてアイディアの見せ所であり
加工の腕の見せ所。
お客様にすれば
新しい石材代金の負担が軽減する。
加工賃はいただくようになりますが
ほとんどの場合
新しい石材に交換するよりは
負担は少ないです。

お墓のリフォームをお考えのお客様。

何か再利用できる石材はないか。
依頼する石屋さんに
ぜひ聞いてみてくださいね!!

 

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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