神道のお墓の形について御説明します。

皆様こんにちは。
本日は朝からお墓の文字彫刻への
再着色作業を行ったのですが
スプレーから噴出するガスに
何だか酔ってしまった
石屋ブロガーの湊和也です。

字数も多く
長い時間吹き付けしてましたので(^_^;)

さてさて。

平成27年も残すところ一ヶ月半。

現在工場内は
年内完成お約束のお仕事において
御納品する石材で溢れています。

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竿石(〇〇家之墓と彫刻する石材)などは
字彫り場へ搬入~。

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何やら頭が尖った石材です。

こちらは神道の方が
和型三段墓にて
お墓をおつくりする際の竿石です。

この加工を
「角頭巾(ときん)」と呼んでいます。

文字彫刻に関しては
〇〇家之墓ではなくて
〇〇家之奥津城(または奥都城)と刻みます。

読みは「おくつき」と読むんですね。

寺墓地ではまず見かけませんが(当たり前ですね(^_^;))
地域の共同墓地や
自治体運営の共同墓地ですと
奥津城と刻まれたお墓を
見たことあるという方も
いらっしゃるかもしれません。

今回は和型三段墓ですが
洋型の石塔でも神道の方の場合は
竿石の頭頂部を尖った仕上げにいたします。
文字彫刻は変わらず
奥津城と刻むことになりますが
洋型石塔では
「絆」ですとか「感謝」ですとか
こういった一文字彫りや一言彫りを
希望する方も多いですので
奥津城と刻まない場合もございます。

神道の方ですとこの他にも
大きめの社(やしろ)の石彫品の下に
納骨堂をおつくりして
お墓とすることもございます。

真壁 高級型 (1)

例えばこういった石彫品など。

立派は立派なんですが
装飾が細かいので小さな隙間に
落ち葉や枯れ葉もたまりやすく
お手入れは大変かもしれませんね。

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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