3・11。

皆様こんにちは。
東日本大震災発生時
ユニック車に石塔2セット積んで走っていて
かなりの重さにあまり揺れを体感しなかった
石屋ブロガーの湊和也です。

本日で東日本大震災の発生から
五年が経過いたします。

震災により尊い命を失われた方々へ
心より御冥福をお祈りいたします。

震災に関して
思うところは多々ありますが
常に考えてしまうのは
原発事故により未だに
故郷へ帰れない方々がたくさんいるということ。

この一点です。

そしてこれが福島の現実。

もしかしたら
避難先で気持ちを切り替えて新たな生活を
順調に過ごされている人もいるかもしれない。

でも逆にもしかしたら
気持ちの切り替えができず
心が沈んだままの日々を過ごしている人もいるかもしれない。

僕は生まれ育った故郷を離れずに
生活を続けることができています。

日々下がる空間放射線量。
日々進む除染作業。

二本松市はもう落ち着きを取り戻しました。

おそらく市民みんなが
そう感じていると思う。

でも市内各所の仮設住宅には
たくさんの避難されている方々がいらっしゃる。

まだ何も終わっていない。

僕は
原発事故により故郷を追われた方々が
一日でも早く故郷への帰還が叶うことを
切に願っています。

スマホを見ていたら
震災発生当初の画像が出てきた。

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発生直後の事務所はガチャガチャ。

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ドラッグストアは長蛇の列。
やっと入店できても何も売っていない。
震災発生数日前に
セールで紙オムツ安いってんで
たくさん買っておいて助かった。

CA3F0154

コンビニからも商品が消えた。
コンビニの棚に何もないなんて
なかなか見れる光景ではない。

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でもなぜか
米と肉だけの弁当を売っていたコンビニがあった。

ミニストップだったかな。

これまた震災発生数日前に妻から

長女が部屋にある大きな本棚に
登ったりするようになってきて
倒れると危ないから
本棚と壁をL字金具で固定してよ

こういったことを頼まれた。

普段だと

時間あるときね~

なんて風に先延ばしにしちゃうんですけど
この時はなぜかすぐに作業した。

そしたら数日後に震災発生。

現場に出ていた
施工班のみんなの無事を確認できてから
自宅へ飛んで帰った。

長女はその本棚の近くで
昼寝をしていたのですが
本棚は倒れることなく本だけが散乱していた。
ホッとした。

そしてもしもあの時
作業を先延ばしにしていたらと考えたら
ゾッとした。

女の勘だったのだろうか?

小さな奇跡。

いやいや大きいな(゚д゚)

 

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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