道標石の修復。

皆様こんにちは。
ボウリングが下手くそな
石屋ブロガーの湊和也です。

昨年地元に発足しました
「岩代小浜の歴史と文化を護る会」。

先日同会の大内副会長から

この石修復できないかな~

こういったお話がございました。

どれどれ
まずは現状確認。

DSC_1327

道標石ですね。
残念なことに中央少しの上のあたりで
ポッキリと折れてしまっていますね。

こういった石は
地域の農道に何気なく建っていたりします。
何気なく建っているので
それほど気に留めることもないかもしれませんが
じっくり見てみますと
地域の歴史を感じる素晴らしい素材だと僕は感じます。

文字彫刻を確認。

DSC_1337

「東 杉内 経 小浜町 至」と彫ってあります。

DSC_1339

「西 石井村松ヶ作 至」と彫ってあります。

DSC_1336

「南 田中 経 成田 至」と彫ってあります。

DSC_1338

こちらの道標石は彫刻の通りに
昭和天皇の御大典の時に
供中内地区の皆様でおつくりになったようですね。

とりあえず修復は不可能ではないな~といった印象。
石と石を合わせてみますと
なくなっている欠片も多いようですが
何とか見た目良く仕上げたいと思います。

そうそう。
昭和三年というと
当時は僕のひいじいちゃんが働き盛り。

ひいじいちゃんの仕事だという確証はないのですが

もしそうだったとしたら

ひいじいちゃんの仕事の修復を
その曾孫が担当する。

小さなことですが
この道標石にそういう物語が加わりますね。

まあ

ひいじいちゃんの仕事だったらね(笑)

 

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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