地元の偉人を称える碑なら地元の石で。

皆様こんにちは!!今月はPTA関係で小学校に伺う予定がいくつか入っています。明日の夜は広報紙に関しての集まり。月末は奉仕作業。来月には引継ぎもあるのかな?どうも!!こういった予定が入ることで年度末を感じる石屋ブロガーの湊和也です。

まあ石屋ですので、この時期、最初に頭に浮かぶのは年度末というより春のお彼岸ですね(^_^;)

さて。現在、とある顕彰碑の建立に向けて各種段取りを進行中!!まだ詳しくは書けないのですが、農業や政治の分野で大きな功績を残された地元の偉人を称える内容。御依頼は既に亡くなられたこの偉人の御子息様からとなっています。

建立場所と彫刻する文面はほぼほぼ決定となり、必要となる石の大きさもおおよそ把握できましたので、続いてはデザインや設計と「どんな石を使用するか?」を詰めていきます。

ここで僕が考えるのは、「地元である安達地方の振興や発展のためにご尽力された方を称える碑なのに、外国材に彫刻するのは何だかな~。」ということ。

いらっしゃいませ~。顕彰碑の建立ですね~。では中国加工石材で安く済ませましょうね~。(※今現在は決して安いと言い切れませんが。)

僕はですね。こういうことできません。

「御子息様が故人となった御尊父様の顕彰碑を建立する」これって素晴らしい物語です。僕はこの物語にさらに価値を付けさせていただきたいのです。御尊父様は地元を愛していた方です。愛していたからこそ多方面での様々な御活躍があったのだと思います。であるならば、御尊父様が愛した地元、こ地元で採れる石に刻みましょうよ。御尊父様はきっとお喜びになってくださると僕は信じています。

また。彫刻するのに必要となる石はおおよそ5尺×5尺の面材。(※おおよそ1.52m×1.52mの大きな板材)かなり大きな石材が必要ですので、おそらく適した石が産出されるまでしばらく待つようになるでしょう。すぐ出るかもしれませんしいつまで経っても出ないかもしれません。相手は自然です。誰にもわかりません。しかし。産出された暁にはそれこそ「一期一会」です。

というわけで。僕は今回のお仕事に安達地方(正確には本宮市)産出の「あだたら御影石」を御提案させていただきます。地元の名峰「安達太良山」の名を冠した石。まさに地元の石。

こちらは弊社展示品のあだたら御影石製位牌型石塔。うっすら青みがかり石目が細かいきれいな白御影石です。石目が細かいことで彫刻した文面も映えることでしょう。

ぜひともこの石で御納得いただきたい。

(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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