室内用塔婆立作製中。・・・・・ん?室内用?

皆様こんばんは。現場で張り切りましたら風邪がぶり返してしまいました(>_<)咳もひどくなり鼻水も出ますね~。明日と明後日とアルコール消毒に励みます(笑)どうも!!石屋ブロガーを目指して手荒れがひどくキーボード打つ指が痛い痛いな湊和也です。

冬はハンドクリームが欠かせませんね(^_^;)

さてさて。本日は午前中は現場へ。現在の現場は墓地用クレーンが使用できないものですから、昔ながらの全て手作業での建て込み。本日は朝から石塔の建上でしたので、その補助へ行ってきました。んで午後は工場で室内用塔婆立を作製。

ん?
塔婆立ってお墓にあるものですよね?
室内用の塔婆立って何?

まあこうなりますね。以下なぜ作製しているのかの詳細です。

墓所新設工事の御縁を賜りましたお客様。御主人様を亡くされての建墓です。御主人様は隣県の御出身で分家初代。墓地は浄土真宗のお寺様(以下A寺)の寺墓地。そのA寺様に入檀されてその墓地をお求めになりました。しかし御葬儀はこちらのA寺様ではなくて、他宗派の和尚さんにおつとめいただいたそうです。あまり深くはお聞きしなかったのですが、隣県出身で分家初代ということで「家族に不幸があった際はこのお寺様に。」といったことも特段決めていなかったそうなので、御主人様の御実家が入檀されているお寺様に来ていただいた、もしくは葬儀社さんの斡旋といったことが考えられます。その和尚さんからいただいた戒名と塔婆をお持ちの上でA寺様に入檀されたようです。さて、いざお墓を建てようとなりましてもこのいただいてた戒名と塔婆はどうしましょう?まずは戒名。他宗派では戒名ですが、浄土真宗では法名です。本来であればいただいていた戒名を法名にする必要があると思われるのですが、お客様がA寺様へ入檀される際にA寺様の住職様から「戒名はそのままで結構ですよ。」とお話があったということでしたので、こちらはOK。次は塔婆です。浄土真宗では塔婆は必要としません。しかしお客様から「せっかくいただいたものなので可能ならお墓に供えたいのです。」とのお話が。こちらは僕からこの旨をA寺様へ御相談に上がったのですが、塔婆をお墓に供えることは認めないとの御返答でした。その後A寺様の返答をお伝えしてお客様にも御理解いただきました。現在その塔婆は御自宅の仏壇の脇に立てかけてある状態。浄土真宗の決まりとは言え、お客様の御希望を実現できなかったことに僕は何だか申し訳ない気持ちになり、また塔婆が仏壇に立てかけてある状態というのが僕的にどうにも落ち着かず、「だったら室内でもきれいに塔婆を建てることができる塔婆立をつくっちゃおう!!」と思い立ちましたのが室内用塔婆立作製のきっかけです。

つうわけでほぼほぼ完成しました。まあ墓地用のアルミ製一本型塔婆立をほどよい大きさの台石に埋め込んだだけですけど(^_^;)でもこれだと塔婆がシャキっと立ちますので、絶対見た目良いですしきっと亡き御主人様もお喜びくださるはず!!そしてきっとお客様もお喜びくださるはず!!お渡しする日が今から楽しみです♪

いくら?

何言ってんのっ!?

無料だよっ!!

墓所新設工事の御縁を賜った僕の感謝の気持ちだよ~っ!!

 

(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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