慰安旅行もあり
ここのところ連載が止まってました。
さあ胸張って前進!!

『そういった方々もいらっしゃればそうでない方々もいらっっしゃるもので
石屋というこの仕事をしていますと様々なお客様に出会うことがございます。

先日こういったお客様とのお仕事がございました。

そのお客様は現在は地元を離れ家族とともに都会に在住。(以後A様)
地元には年老いた両親がいらっしゃいました。
そんな中残念なことにA様の御尊父様がお亡くなりになったようです。
四十九日の法要も済ませ少し落ち着いた頃だったでしょうか
A様が「お墓を建てようと思うのだけれど」と弊社へ御来店くださいました。
A様のお仕事は私が担当させていただくことになりまして
御要望・御希望をたくさん伺いました。
その中で頻繁に出てきた内容はといいますと
「なるべく安くね安く。」
もちろん弊社はお客様がお墓や石の情報が少ないことをいいことに
詐欺まがいの契約を迫るような石材店ではありません。
弊社は良い品を適正な金額で
またもちろん
企業努力でなるべくお客様の御負担を少なくということにつとめています。
それに私だってお墓と石のプロです。
「素敵なお墓をなるべく御負担が少ないように」
この想いで精一杯の御提案をさせていただくのです。

それで後日私のおつくりした御提案材料をもとに打ち合わせを行いました。
A様。
私のお話に真剣に耳を傾けてくださいました。
ありがたいことです。
ただ気になったのは打ち合わせの中で出てきました。
A様の「なるほどなるほど。それでもっと安くならないの?」という言葉。
打ち合わせは何回か行いましたが
まず出てくるのはこの言葉ばかりなのです。
私も精一杯その御要望にお応えしようと必死でしたが
やはり限界はございましてその旨お伝えしました。

僕「これ以上金額を抑えてお墓をおつくりすることは私にはできません。」
A様「何で?もっと安くならないの?」
僕「この金額が御尊父様の供養をしていくためのお墓をおつくりする上で限界です。」
A様「もっと石屋さんの言う才数を削れるんじゃないの?」
僕「これ以上石を薄くしたり小さくしたらこれはもうお墓ではないですよ。」
A様「それでいいんだよ。」
僕「えっ?」
A様「石でできたお墓っぽいものが建ってて
プラスそこに骨を入れる場所があればそれでいいよ。」
僕「・・・・・・・・・・」
A様「家にいつまでも置いておくわけにはいかないし
骨を入れる場所をつくってその上に何かしら石が建ってればそれでいいの。」
僕「・・・・・・・・・・」

このあとどうなったかといいますと
私が提示しました限界のところで御契約ということになりました。
私も頑固です。
お墓とお墓っぽいものの違い。
私はお墓をつくるべきだと一歩も引きませんでしたので
A様が根負けしたといった感じでしたでしょうか。

まあこのように結果お仕事はさせていただいたわけですが
A様の御尊父様の御遺骨に対する考え方またお墓への考え方は
何と言いますか
お墓を「骨捨て場」と考えているのだなと感じました。

非常に残念なことであり不快であり少し憤りを感じるお仕事でございました。

建墓後何年か経過いたしました。
お世話になりましたお墓が
A様にとりまして骨捨て場ではなく
御尊父様を偲ぶことができる
かけがえのない場になっていてくれればな~と今でも心から祈っています。』

次回は「仏様を何と心得る!?」

お楽しみに!!

不快と少しの憤り。

前はこちらから。

⑤お墓は家の象徴

DSC_05011

DSC_05001

この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 専務取締役
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 専務取締役。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
お墓参りで良い子が育つ。⑥お墓は骨捨て場じゃね~んだよ(怒)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です