お墓のプチリフォーム。

ここ二本松市も
春の訪れを感じるような暖かい日が続いています。
午後から雨の予報ですが
酷い降りにならないことを祈るばかりです。
さて昨日行いました作業の御紹介です。
先の震災後受注の多くなりましたお墓のリフォームですが
大掛かりな工事の仕事ではなくて
比較的軽作業のお仕事もございます。
今回はお墓の入口の階段の滑り止め加工です。
ピカピカの艶がでている石の表面を
雨や雪解けのあと濡れている状態でその上を歩くのは
非常に危険です。
転倒して大きな怪我につながる恐れがあります。
私たち石屋でも油断すると転倒してしまうくらいです。
ビフォア
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アフター
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これで転倒の危険度も軽減できます。
ただ滑り止めを施すことで
汚れやすくなるというリスクもあります。
㈲ミナト石材ではこういった部分の
市販の洗剤で皆様でもできる掃除方法を御紹介いたしますので
お気軽にお問い合わせください。

お墓の汚れが気になるあなたへ!!

雨の一日です。
この季節は一雨ごとに涼しくなっていきます。
東北の夏は駆け足で去っていきますね。
このフレーズしつこいって?
だって気に入ってるんですもん。
さてさてクリーニングの御紹介。
今回は墓誌です。
ビフォア。
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アフター。
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同じ場所・同じアングルだとよりわかりやすいでしょうか?
洗剤は特殊なものではなく市販のものを利用しています。
あとは根気ですかね。
お墓の汚れが気になる方は㈲ミナト石材へ御一報下さいませ!!

お仕事報告。

4月も中旬です。
桜も散り始めました。
毎年毎年桜を愛でる余裕はなし。
来年こそはっ!?
と毎年意気込むんですけどね~。
さて。
先日完成しましたお仕事の報告です。
福島市飯坂町八幡寺様寺墓地での
佐々木様外柵新設工事です。
ビフォア。
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コンクリートブロック製の外柵が凍害でひどく傷んでおりました。
アフター。
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白御影石製の外柵を新設いたしました。
ポイントはこちら。
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一本型塔婆立でございます。
従来の門型の塔婆立と違い
スペースをとりませんので狭所墓地におすすめです。
佐々木様この度は御縁を賜りましたこと
誠にありがとうございました。
社長はじめ従業員一同心より御礼申し上げます。

お仕事報告。

先月半ばから進行していました大工事が昨日完成を迎えました。
二本松市西新殿地区での大きなリフォーム工事です。
ビフォア。
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アフター。
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たいへん広いお墓です。
まずは化粧ブロックとコンクリートを使用して
お墓全体を雑草の生えないフロアに造成いたしました。
その後中央に石塔・墓誌・旧石塔群をまとめてございます。
石塔・墓誌は地元産の羽山石。
貴重な国産黒御影石です。
この石は色ムラやキズ等々で非常に加工が難しい石なのです。
まあそれが石という天然素材の良さでもありますが・・・・・。
こちらの石塔・墓誌は比較的整った石目の部分でつくられております。
ランダムに建っていた旧石塔群もまとめまして
お参りしやすくなりました。
石川様。
この度は㈲ミナト石材にリフォームの御用命を賜りましたこと
誠にありがとうございました。
社長はじめ従業員一同心より深く御礼申し上げます。
石川様墓所が故人を偲ぶ場として御家族の心の拠り所として
いついつまでもそこに有り続けますことを
心より御祈念申し上げます。
お墓は心です。

お仕事報告。国産黒御影石を磨ける貴重な機会でした。

暑い日が続きますね。
日に日に黒くなる我が体。
さて。
地元東禅寺様寺墓地での大内様外柵新設工事が完成いたしました。
ビフォア。
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アフター。
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今回外柵と戒名碑とお地蔵様を新設しております。
石塔は元々建っていたものを再研磨。
石は二本松市産出の羽山石。(現在は採石していません。)
国産黒御影石を磨ける貴重な機会となりました。
今回は私が磨きましたが
今後は弟にも磨かせたいと思います。
黒もしくは準じた色の石を多用する東北地区の石屋としては
黒御影石を磨けないと一人前とはいえません。
黒御影石のあのピカピカの艶を出すのは
白御影石のそれよりはるかに難しいのです。
今から8年前位でしょうか。
当時まだまだ駆け出しの私。
世界一といわれる黒御影石を磨いたことがあるのですが
大変な思いをしたことを思い出します。
このときは結局工場長にバトンタッチしました。
今はこんなことありませんよ。
大内様。
この度は御縁を賜りましたこと誠にありがとうございました。
社長はじめ従業員一同心より御礼申し上げます。
お世話になりましたお墓は
(有)ミナト石材が責任を持ってお守りしていきますので
今後ともどうぞ宜しく御願いいたします。
大内家様墓所が
御家の歴史としていついつまでも
そこに在り続けますことを心より御祈念申し上げます。
お墓は御家の歴史です。
お墓は絆なのです。

金箔は飛んでいく。

今朝の二本松市は見事に曇天。
日食は墓地で部分日食だけは見れました。
のんびり眺めている暇はないので仕事仕事!!
今日は午後から金箔貼りを行いました。
これから建てる石塔の場合ですとまだ工場にあるので
屋内で作業できるのですが
現在建っている石塔への金箔貼りはもちろん屋外での作業。
この場合結構大変なのです。
そよ風程度の風でも金箔が飛んでいってしまうので
かなり慎重な作業になります。
また今日は微妙な中腰状態が続いたので
膝と腰が痛くなりました。
明日に影響しないといいのですが。
ビフォア。
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以前は金色のラッカースプレー。
20年も経過すれば茶色みたいになります。
アフター。
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やはり金箔は塗料では表現できない輝きを湛えています。
お墓に彫ってある全ての字や家紋や装飾に金箔というとさすがにしつこいですが
ワンポイントで利用しますとお墓の雰囲気を上品に演出してくれると思います。
私的には五輪塔の梵字に貼るのがお勧めです!!
話は変わりまして。
気が付けば
このブログの仕事カテゴリーの記事がこちらで300件になりました。
震災後
今まで経験したことのないお墓の復旧のあまりの忙しさにずっと放置でした。
しかし。
旧友との再会で奮起し本格的に再開。
再会して再開。
・・・・・ここはまあいいか。
こうしてまた情報発信を続ける大きなきっかけとなった
そしていつもたくさんの刺激をくれる
福島ロイヤルティコンサルティング 代表 齋藤慎也くんに感謝感謝。

お仕事報告です。

連休明けから着工しておりました
二本松市長折地区でのお仕事が完成いたしました!!
今回は外柵の新設工事。
以前から建っていた石塔を一度解体して
外柵を新設いたします。
その後そこへ解体しました石塔を再建て上げするという内容です。
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五輪塔と墓誌は以前から建っていたものです。
解体後クリーニングいたしまして
お彫りしてある字や家紋への黒着色
五輪塔の梵字には金箔を施しました。
外柵と灯篭と物置石が今回新設したものになります。
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対の灯篭が五輪塔の伝統美をさらに際立たせております。
造形学によると
最も美しい形というものを突き詰めると
真丸・正三角形・正方形に行き着くそうです。
現在は様々なアレンジが加わっていますが
五輪塔はこの三要素がベースになっています。
五輪塔は覚鑁(かくばん)という平安時代後期のお坊さんが完成させました。
覚鑁様は造形学においても天才だったのかもしれません。
五輪塔が持つ仏教的意義は
非常に難解でとてつもなく長い説明になるので省きます。
知りたい方はウィキペディアでどうぞ。
とりあえず簡単に御説明しますと
五輪塔は死後は往生し成仏することをかたちどったもの
そしてそれへの願いを込めて建てられる供養塔と御理解ください。
菅野様。
この度は御縁を賜りましたこと
誠にありがとうございました。
社長はじめ従業員一同心より御礼申し上げます。
お世話になりましたお墓は
(有)ミナト石材が責任を持ってお守りしていく所存でございますので
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
菅野家様墓所が御家の歴史として
そして旦那様を偲ぶ場として
いついつまでもそこに在り続けますことを
心より御祈念申し上げます。
仏教において
故人への最高の供養はその故人を決して忘れないことと説かれています。
人は故人を忘れないためにお墓を建てるのです。
お墓は「心」です。

お仕事報告。

二本松市上長折地区滝共同墓地での
伊藤様張石工事が天気に恵まれまして
予定より早く完成しました!!
ビフォア。
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アフター。
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今回は外柵の中を総石張仕上げにするリフォーム。
要は土であったり砂利をしきつめてあったりするフロアを
石畳仕上げにするリフォームです。
こうすることで雑草が生えませんので
夏場の草むしりをしなくても済むわけです。
また石を張る下地にしっかりとコンクリートをしていますので
以前よりも頑丈なお墓となっております。
艶のある表面ですと雨や雪で非常に滑りやすく危険であるため
バーナー仕上げという滑り止めを施した板石を利用している点と
雨水がたまらないように微妙に勾配をつけたフロアに仕上がっている点が
ポイントでしょうか。
伊藤様。
この度は御縁を賜りましたこと誠にありがとうございました。
社長はじめ従業員一同心より御礼申し上げます。
お世話になりましたお墓は
(有)ミナト石材が責任を持ってお守りしていきますので
どうぞ今後とも宜しく御願い申し上げます。
伊藤家様墓所が御家の歴史として
いついつまでもそこに在り続けますことを
心より御祈念申し上げます。
お墓は御家の歴史です。
お墓は「心」でございます。

数日。

あたたかい春の陽気でしたが
今日は午後から雨そして強風。
なかなか良い天気が続かないものですね。
さて。
次の私担当の大きな現場は明後日金曜日から着工の予定です。
佐藤様工事終了後から明日まで
先の大震災のよる被害の細かな修復作業を進めています。
震災の復旧が落ち着いてきてからは
大現場⇒小現場数箇所⇒大現場⇒小現場数箇所
といった感じで進めております。
最近の小現場を御紹介します。
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小振りな墓誌の建て上げ後です。
後ろの倒れたままの灯篭が痛ましいですね。
お墓の復旧の中で
了解を得ずに修復してトラブルになったといったケースもあるようですので
御依頼があるまで手をかけれないのが残念なところです。
古い石塔群の修復です。
ビフォア。
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アフター。
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こういった古い石塔は
以前は何の接着もなくただ積み上げているものが多く
震災でほとんどが倒れました。
ボンド接着ができないものの
石同士のピンによる固定とセメント接着を施したものは
無被害のものもありました。
(有)ミナト石材でも今後は上記の固定法を標準としていきます。

お仕事報告。

さてさて。
春彼岸後から本格始動しておりました
大改修工事が完成いたしました。
二本松市広瀬地区
息王寺様寺墓地での佐藤様墓地改修工事でございます。
急勾配で御参りに行くにも一苦労だった本堂裏山の以前の墓地から
本堂脇の新墓地へのお引越しが主な仕事でした。
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こちら新墓地。
石塔は以前から建っていたものを修復後建て上げ。
五輪塔と墓誌と外柵は新設いたしました。
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石塔と五輪塔が並びますとかなり立派です。
日本人のお墓の形といいますと左の石塔が一般的ですが
実は建てられはじめたその歴史で言いますと
五輪塔のほうがはるかに古いのです。
五輪塔・・・・・素敵です。
伝統美。
佐藤様実はこちら新墓地の近くに
御先祖様の石塔がたくさん建っている旧墓地をお持ちでして
今回こちらのリフォームも同時に行いました。
ビフォア
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アフター
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土間コンクリートを打設後
供養塔は台座を新しくして建て上げ
御先祖様の石塔10本もバランス良く整理
墓誌2枚は以前から建っていたものを建て上げしました。
狭所でしたがなんとかきれいにおさまりました。
佐藤様。
この度は御縁を賜りましたこと誠に有難うございました。
社長はじめ従業員一同心より御礼申し上げます。
お世話になりましたお墓は
今後とも(有)ミナト石材が責任を持ってお守りしていく所存でございますので
どうぞ宜しく御願いいたします。
佐藤家様墓所が御家の宝そして御家の歴史として
いついつまでもそこに在り続けますことを
心より御祈念申し上げます。
お墓は御家の歴史です。
お墓は「心」です。