外柵新設工事完成です。

福島市松川町での伊藤様墓地工事終了しました。
今回お仕事は外柵の新設。
ビフォア・アフターでどうぞ。
ビフォア。
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割肌の石を二段積んでのお墓。
約90センチほど地盤から上がっているため
石塔の拭き掃除が危ないと気にされておりました。
この地域では珍しい建墓方法です。
新潟中越地震のあとに
長岡市へ全優石のお仲間の復旧作業のお手伝いに行ったことがあるのですが
そのときに長岡市のお寺様の墓地で
ほとんどがこういった建墓方法だったことを覚えています。
アフター。
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シンプルデザインのすっきりとした外柵を新設いたしました。
墓誌も同様です。
今回の工事のポイントはこちらです。
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納骨堂です。
元々の石塔の台石が結構な大きさだったものですから
そちらを工場にて加工。
納骨堂をおつくりしました。
石は福島の銘石「花塚御影石」です。
なかなかこういった石を加工する機会はないものですから
磨きも切削もほんとうにうきうきしながら行いました。
お父様が建てたお墓で使っていた石で新しい納骨堂。
お父さまもお母さまもきっと喜んでおられると思います。
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石塔も福島の銘石「荒川石」です。
お花立2本、水鉢、香炉の墓前小物を同じ石でおつくりしました。
私はこの荒川石も大好きです。
磨きにおいて艶を出しやすそうで意外と出にくいのですが
そこは私達の腕の見せ所。
ほんとうに味のある素敵な表面になります。
今では採石していないことが非常に残念でなりません。
伊藤様大変お世話になりました。
御縁を頂戴できました事本当にありがとうございました。
社長はじめ従業員一同心より深く深く御礼申し上げます。
そしてこれからの「墓守」。
責任を持ってお守りいたします。
お墓は「心」です。

さてさて。

妻も娘も昨日無事退院となりました。
二人とも産後ということで実家へ帰っております。
出産当日から昨日までワタワタとしてましたが
ようやく落ち着いたところでしょうか。
さてさてお仕事。
とっつぁんになりました私。
娘のために今まで以上に頑張らねばなりません。
秋田屋菓子店様墓地改修工事終了しました!!
ビフォア。
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アフター。
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外柵が毎年の凍害でなんとも酷い状態でしたがもう安心です。
以前工事をした石屋さんの明らかな手抜きによる凍害。
私はお墓に関わる人間としてこういった手抜き工事は許す事が出来ません。
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石塔と墓誌共に随分と傾いておりましたが
しっかりした基礎工事によりそう簡単に傾く事は無いでしょう。
石塔は工場にてきれいに洗浄しました。
御先祖様も和吉様もきっと喜んでおられるでしょう!!
納骨堂も以前のコンクリートブロック製のものは解体。
素晴らしい御影石の納骨堂にリフォームしました。
本日開眼式がございました。
安心された様子を見て私もほっとしました。
お役に立てましたこと心から嬉しく思います。
秋田屋様。
御縁を賜りました事誠にありがとうございました。
社長はじめ従業員一同心より深く深く御礼申し上げます。
これからは「墓守」です。
責任を持ってお守りいたします。
和吉様の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
お墓は「心」です。

腰の痛みは。

まだとれません。
昨日やってしまったので当然ですね。
俊敏な動きがとれません。
ノロノロと歩いています。
妻にはおじいちゃんみたいだと笑われました。
現場では使い物にならないので
そちらは弟と職人さんたちにおまかせです。
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馬場家様墓地工事は外柵の据付けに入りました。
私は既に工場へ搬入しました
江持石の石塔と墓誌の洗浄作業です。
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ずいぶんときれいになりました。
こちらをお建てになった馬場様のお父様もきっと喜んでおられると思います。
さあっ!!
明日から現場復帰したいっ!!
というわけで今夜も養生しなくては。
明日からは少しの痛みなら根性でカバー。
お墓には石工の根性が詰まっています。

あいにくの。

雨です。
1月に雨というのも不思議な話です。
やはり地球は温暖化しているのでしょうか?
今日は現場に出れませんでしたので
工場で加工そして加工。
現在進行中の外柵新設工事の外柵の石は既に加工が終了していますので
新外柵に据付けるもともとございました石塔の磨き直しが中心です。
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こちらは自動研磨機による再研磨。
ツヤツヤにしますよぉぉぉ!!
石はまたまた登場福島の銘石「荒川石」。
地元の石ですので扱う機会が多いのは当然ですね。
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こちらは手動研磨機。
水鉢ももともとあったのですが、お花立や香炉がなかったものですから
同じ荒川石で新しいものをおつくりします。
写真は香炉の研磨中です。
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こちらは石を切る機械です。
ジャンジャン石を切りました!!
やはり加工は楽しい。
残念な事に今は工場や加工の技術がなくても
石屋としてお墓を販売できる時代になりました。
あくまで私の意見ですが
現場での据付けの経験や加工の経験も無い人間が
墓石の販売をするのはいかがなものかと思っています。
石を理解していないのに販売している事になりませんかね?
やはり質などは加工で実際に石に触れていないと
理解できないと思います。
現在日本で建つ墓石のほとんどは中国で加工されています。
最近の中国側からの日本の石材業界への意見のひとつに
「石は自然のものであるという認識が薄くなってきているのでは?」
といったものが業界の雑誌に書いてありました。
加工の指示書を送ればその通りに加工されて送られてくる。
加工の経験がない人にとっては
プラスチック製品や各種金属製品のような
工業製品のように感じられても仕方ありません。
まあ販売先をしっかりと選定せずに
だれかれかまわず販売してきた中国側にも責任があると思いますけど。
石の加工は大変な重労働です。
ひとつのちょっとした曲面を仕上げるのだって
かなりの時間とかなりの根気が必要なんです。
墓石材には石工の血と汗が染み込んでいるんです!!
それは国内加工だって中国加工だってインド加工だって同じ事。
販売にだけ従事している人は
このことをよくよく理解するべきです。
ブローカーの皆さんへ。
お墓の本当の価値は「安さ」にあるのですか?
工場には石工の「心」が詰まっています。
お墓は「心」です。

ドドドッと更新。

今年もあと10日ほどです。
現場のほうは今年最後の仕事へ入りました。
こちらは正月休みまたぎで工事中です。
何しろ大変大きなお墓なものですから。
さてさて。
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前出の北田家様墓地です。
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安心施工の証を貼らせていただきました。
お客様にとって任せて安心の目印になるように
日々精進です!!
お次は。
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福島市松川町常光院様寺墓地での工事完成です。
黒御影石の横型石塔にシンプルな外柵です。
墓地区画が小さいのですが
石塔、外柵共に色の強い石ですので存在感があります。
設計は社長です。
すっきりとしていて私も気に入っています。
お墓はシンプルデザインが一番です!!
御施主様大変お世話になりました。
(有)ミナト石材がこれからもお守りしていきます。
まだまだぁぁぁ。
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お墓の外柵内石張リフォームの写真です。
お掃除の際の草むしりの手間を省くための
リフォームとでも言いましょうか。
最近一番多いリフォームです。
凍害防止のため石を張る下地には
しっかりコンクリートを打ってあります。
それによってお墓も丈夫になりますし
見た目も非常にきれい。
風格が増しますね。
ちなみに張る石は雨の日雪の日でも危なくないように
表面をスベリ止め加工した石です。
私は石工としてこの石張り作業が大変好きです。
この作業のときはなんかテンション上がります。
お墓の草むしりがちょっと・・・・
というお客様ご連絡ください!!