ちょっとしたお礼の品に。

毎年春に素敵なお地蔵様をお世話になっているお隣宮城県川崎町の石神彫刻工房さん。
工房のお庭にある作品たちを写真に撮ったポストカードを販売なさっています。
これまた素敵なポストカードばかりなものですから
私も購入させていただき
お客様へのちょっとしたお礼の品に利用させていただいております。
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可愛くて可愛くて仕方ありません(´∀`*)
こういったお地蔵様。
似たような佇まいのものを中国加工でおつくりすることはできますが
石神彫刻工房さんの作品には程遠いです。
石神彫刻工房さんの作品からは
「優しさ・柔かさ・温かさ」
こういったものが感じられます。
現在二本松市小浜地区反町地内の地蔵尊通りには
石神彫刻工房さんの作品が2基建っております。
お近くにいらっしゃる際は是非御覧下さい!!

お墓のリフォームについて考える。

お盆中は天気が悪く涼しい日もありましたが
二本松市もここ数日はいやはや暑い暑い。
「暑さ寒さも彼岸まで」
あと一ヶ月はこの暑さが続くのでしょう。
現在は二本松市太田地区で墓地工事進行中です。
私はお盆明け以降はCADでの作図やお客様との打ち合わせに励んでいます。
本日もお墓のリフォーム工事一件とお墓の新設工事一件が御成約となりました。
(有)ミナト石材へ御用命を賜りましたこと誠にありがとうございます。
社長はじめ従業員一同心より深く御礼申し上げます。
施工前 007
こちらは御成約となりましたリフォーム工事の現状です。
どういった内容のリフォームかは完成後にアップしたいと思います。
お墓のリフォーム工事って僕たち石工にとっては腕の見せ所です。
現在あるものを如何に活かしてお客様のお墓のお悩みを解決するか。
やり甲斐満載です。
しかしながらお墓のリフォームのお仕事を敬遠する石屋さんも多いようです。
なぜか?
理由は簡単です。
新設工事に比べて手間がかかるし利益も少ないから。
具体的に言いますと
古い石塔を解体してクリーニングして倒壊防止のステンレスピン用の穴開けて建て上げするより
中国で加工して中国で字まで彫ってそれを建て上げする方が手間がかからず利益が多いんです。
それゆえ強引な営業も横行している模様。
「石碑は今あるものを使いたいって言ってるのに
安くするから安くするからってしつこくて仕方ないから石碑新しくしたよ。トホホ。」みたいな感じ。
石屋は物売りではないのですから
こういう強引なことをしている業者がいると思うとがっかりです。
石屋って物売りじゃないとしたら何?
石屋は「墓守(はかもり)」なのです。
最近よく考えることなのですが
(有)ミナト石材は法人にしてから私で三代目。
石工の家系としては私で五代目になります。
私のひいひいじいちゃんから石工として代々続いています。
世の中はシビアなもので商売というものは
世のため人のためになっていなかったり世の中に必要なくなったりしたものは淘汰されていきます。
そのサービスを必要としている人がいなければ
経営を持続させていくことができませんのでその商売をたたむしかなくなるのは当然です。
商売とはそれだけシビアなものです。
でも湊家は五代にわたって石屋を続けることができている。
どうしてか?
代々この地域で石屋の役割を果たしてきたから。
その役割というのが「墓守(はかもり)」なのだと思います。
ひいひいじいちゃんの代から現在まで120年強にわたり
ここ二本松市(旧岩代町)小浜という地域でたくさんのお墓を建てさせていただきました。
石屋とお客様の関係というのは建てて終わりではなく
建ててから本当のお付き合いが始まります。
お客様はつくったお墓を代々にわたり守っていかなくてはいけません。
お客様と一緒にお世話になりましたお墓をお守りしていくこと
これが石屋の大切なつとめなのだと感じます。
たとえばお客様の御家族に不幸があったら戒名を新たに刻まなくてはいけません。
その際に正確に彫ることは当たり前ですが彫る時期など正しいアドバイスをする。
また目地(石と石の継ぎ目)の劣化が目に見えて気になるようになってきていたら
近くに仕事に上がった際に依頼がなくても目地を補修しておく。
蜂の巣があったら駆除しておく。
石碑に鳥のフンが落ちていたら拭いておく。
花立などがずれていたら直しておく。
などなど書き出したらキリがありません。
一言で言いますと「お墓の便利屋」です。
この地域の「墓守=お墓の便利屋」として古くから必要とされているから今がある。
これっておそらく石屋という仕事の根本です。
新しいお墓をお世話になること。
これは石屋にとりまして本当にありがたいお仕事です。
でもこれは長く地域で築いてきた信頼があってこその御依頼と肝に銘じなければなりません。
この信頼があってこそ御紹介に繋がるわけですから。
どこの石屋さんも
新しいお墓!新しいお墓!!って躍起になっています。
これは私だってそう思います。
でもそこばかり意識して業界の質を下げるような強引な営業はやめましょうよ。
今世の中にはお墓不要論が溢れかえりそれを具体化した埋葬方法が出てきました。
私たち石屋が気にすべきは同業他社ではなくて
亡くなってもお墓はいらないからねという風潮です。
私たち石屋がすべきは「お墓の素晴らしさ」を世の中に説いていくことです。
「湊くん。お墓が建たない世の中になったら商売できなくなるからそういうこと書くんでしょ?」
なんて言われそうですが
この日本においてお墓が建たないなんてことになったら大変なことが起きますよ。
確実に日本の犯罪率は上がります。
このへんの話は前回の記事にて。
長い記事になっていて気がついたらリフォームの話から少しずれました。
なぜ私どもはお墓のリフォームを得意とするか?
長らく墓守をしていることで
「この方はこういったことでお参りしづらくて困っていそうだな」ですとか
「ここをこうしたら水はけ良くなってお参りしやすくなるのにな」ですとか
地域の皆様のお墓の状況を把握しているからでございます。
(有)ミナト石材は
お墓参りするにあたり快適な墓地空間を御提案いたします!!

子供にとってお墓の前での合掌こそ情操教育。

ニュースを見ますとまた酷い事件が長崎県佐世保市で起きてしまいました。
少女が同級生を殺害。
動機は「人を殺してみたかったから。」
なんじゃそりゃっ!?
殺してみたかったら尊い命を奪っていいんかいっ!?
御遺族の心中を察するに余りあるところでございます。
また亡くなった少女の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
しかしまあ「命」というものを何と心得ているのか?
その辺にぽっと出てくるものではないんですけどね。
今ある自分の「命」というのは両親あってのもの。
両親は祖父母があってこそ。
祖父母は曾祖父母あってこそ。
連綿と続く「命」の連鎖の奇跡ですよ。
この連鎖の中のたった一人でも欠けたら自分は存在しないわけですから
どれほど今ある自分の「命」がありがたいことか。
実はこういう感覚ってお墓参りで養えるんです。
しかも幼いうちに。
お墓には「命」には限りがあることを示すものがあります。
それは墓誌(墓碑や法名碑ともいいます)です。
戒名が刻まれた板状の石になります。
戒名と一緒に享年(亡くなった年齢)も刻まれていますね。
その墓誌をよく見てみますと平均寿命で亡くなった方もいる。
百歳をこえて亡くなった方もいる。
中には若くしてまた幼くして亡くなった方もいる。
人は必ず亡くなることがわかります。
子供に「命」のありがたみを伝えるにあたり
食卓やリビングでの時間を利用するより
こういう素材のあるお墓の前って説得力ありませんかね?
墓誌を子供と一緒に見ながらこんな話をしてみてください。
「死んだじいちゃんの妹の~ちゃんは今より食べ物の少ない時代に生まれて
 体も生まれつき弱かったから病気で幼くして亡くなってしまったんだよ。お前
 たちは何不自由ない時代に生まれて幸せなんだよ。~ちゃんみたいに残念
 ながら生まれてすぐ消えてしまう命もある。だからお前たちは今ある「命」を
 決して粗末にしてはいけないよ。御先祖様はみんなお前たちを見守っている
 のだからね。」
子供は想像力が豊かです。
幼い頃からのこの語りかけで子供たちに
「いつも御先祖様に見られているのだな~。」
という意識が芽生えます。
この見られているという意識が
子供たちの「悪いことができにくい精神」を育むことになります。
作家の藤本義一さん(故人)は生前
少年院の慰問の講演会を引き受けていたそうです。
どこの少年院でも講演の前に少年たちに
「仏壇やお墓の前で合掌したことがあるか?」を問いかけていたそうなのですが
どこの少年院でも手を挙げる少年はほとんどいなかったそうです。
ふむふむ。
やはりお墓の前で合掌することは
「命」の大切さを学ぶうえで
穏やかな心を養ううえで
大きく影響しているのだと思います。
幼子にとってお墓の前での合掌こそが情操教育です。
もうあと半月でお盆です。
お盆には是非家族皆様揃ってお墓参りへお出かけください。

忘れられない日。

平成24年7月19日。
僕は。
左足アキレス腱を断裂した。
あの日から2年も経つのですね。
今では日常生活も仕事もスポーツも完全復活で何の問題もありません。
スポーツするときあの日のことをからかわれるくらいで((笑)
こんな写真が出てきました。
アキレス腱
アキレス腱1
あの日病院で完全断裂の診断されて
試合会場に手荷物を取りに戻った時の写真です。
つうかこんな写真撮るなって(笑)
犯人はわかっていますが(笑)
この後地元二本松市の病院に向かい夕方五時ころ手術したんですね~。
試合会場から病院まで約一時間半。
車の中で泣き出しそうなくらい不安な気持ちでいっぱいでした。
断裂日から治療終了まで4か月間。
家族・会社の皆様・友人達・病院の皆様には大変お世話になりました。
この場をお借りしまして心より深く御礼申し上げます。
何事も体が資本。
これからも健康を維持していきますよ~♪

新ノートPC。

新しいノートPCが届きました!!
ひゃっほい!?
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Windows8.1です。
メールのやりとり
画像編集
HPの最新情報の更新
ブログの更新
動画の投稿
Facebookの投稿などなど
行いたい作業がすべてサクサク。
こちらultrabookのため
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こんな風になったり
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こんな風になったりします。
前に使っていたタブレットといい今回のノートPCといい
なんかこう変形するタイプのものに興味をそそられます。
これで出先での各種発信作業もはかどります~!!

ASUSのタブレットPC。

わたくし石屋三代目
以前はアナログ男子でしたが
高校時代の同級生である
福島ロイヤルティコンサルティングの斎藤慎也くんと再開してから
ITリテラシーを高めようと思い立ちましてまずスマホを買いました。
その後タブレットPCも購入してずいぶんと使い込んできましたが
いよいよこのタブレットPCが寿命を迎えたようです。
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ノートPCじゃないかっ!?
いやいやタブレットPCなんですこちら。
ほら。
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ほら。
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しつこいか。
どう寿命かというとバッテリーの消費量です。
このブログの更新だけで100%あった残量がもう半分以下ですよ(泣)
お客様との打合せの際に施工写真を御覧いただくのにも使っているのですが
異常なペースで残量が減っていきます(泣)
購入から2年4ヶ月間そうとう酷使してきましたし
仕方ないんでしょうね~。
しかしながら
HP・ブログの更新やFacebookや各種メールまた画像の編集など
現在かなりの影響が出てきましたので
思い切って新しいものを購入することに決めました。
タブレットPCちゃん。
長い間お世話になりました。
僕の仕事の下支えをしてくれていましたこと
心より深く御礼申し上げます。
ゆっくり休んでくださいね。
次は娘達のおもちゃという役目がありますので(笑)

宇宙葬。

こんな記事がありましたので僕なりの考察を。
宇宙葬
埋葬の新しいかたちとして散骨や樹木葬が世に出てきましたが
ついにここまできました。
宇宙葬。
大切だったあの方を無限の宇宙へ送り出す。
なんだかロマンチックです。
あの方を想うとき・・・御遺族は大空のその先の宇宙へ想いを馳せる。
宇宙って僕も憧れがあるっていうか興味あるというか
宇宙を想像するとき際限がない感じが何とも良いです。
映画でいうと「スターウォーズ」とか「トランスフォーマー」とか
宇宙に関係した作品がとにかく好き。
腕時計も宇宙飛行士が実際に任務の際にしているとういう
OMEGAのスピードマスターに興味をそそられました。
で実際に愛用してます。
肉体は滅んでも魂は不滅。(キリスト教の死生感みたいですが。)
その象徴としての無限に広がる宇宙。
僕もお願いしようかな。
いやいや待て待て。
やっぱりこれは日本人には適しません。
結局のところ宇宙空間を御遺骨の捨て場にしてますよ。
日本人は古くからお墓の前で手を合わせて
御先祖様に今ある命を感謝することで国民性を養ってきました。
幼い頃から御先祖様への感謝の気持ちを持ってお墓参りをすることで
御先祖様にいつも見られているのだな~という意識が生まれます。
その意識が悪いことが出来にくい精神を育み子供は良い子に育つのです。
日本人の国民性って
真面目・勤勉・親切・正直・温厚・忍耐とかたくさんあると思いますけど
人を傷付けてはいけない
人を騙してはいけない
人が嫌がることはしてはいけないとか
何と言うか
「悪いことをすることは人としていけないことなのだ」
とう感覚をほぼ全国民が持っていることではないですかね?
以前も上記のような観点から散骨は否定すると書きました。
今回もやはり否定です。
場所が違うだけでやっぱり散骨と変わりませんよ。
故人への最高の供養はその故人を忘れないこと。
大切だったあの方を思い出せる素敵なお墓を建てて
そこに御遺骨を納めて家族みんなでお墓参りをする。
これが今後も日本人が後世に伝えていくべき埋葬方法だと強く感じます。
散骨などが日本人の埋葬のスタンダードになったら
この国は滅びます。
きっと。
それだけお墓参りは人格形成に大きく影響するのです。

二本松市立小浜小学校からのお電話。

先日社長と二人で事務所でデスクワークをしていましたら
事務所の電話が鳴り社長が対応。
我が母校である小浜小学校からのお電話でした。
社長に伺いましたところ
来月あたりに小学4年生のお仕事見学的な企画があるようで
その4年生の中で石屋さんの仕事を見てみたいという意見があったので
お願いした場合引き受けてくれますか?といった内容。
社長から引き受けて良いよなと一言。
というか引き受けない理由ないでしょっ!!
というか待ってましたっ!!
「石屋さんのお仕事を見てみたい。」
もうありがたや~ありがたや~です。
やはり子供達は石を切ったり磨いたりが見たいのかな~。
現場施工の石塔建て上げも見せたいな~。
字彫り作業も良いな~。
まあ妄想ばかり膨らましても仕方ないので
小学校からの正式なオファーを待ちたいと思います。
とにかくまあ子供達に直接
お墓の大切さや御先祖様を敬うことの大切さを伝えられる貴重な機会。
子供達にとって有意義な時間となるように
今からしっかりと準備させていただきたいと思います。
この出たがり専務がね(笑)

二本松市も梅雨の真っ只中。

毎年のことながら今年も梅雨に入りました。
石屋としましては歯痒い季節になります。
外仕事がメインの私達にとっては
どうもこの雨続きがなかなかに頭がいたい。
雨とはいえ現場に大きなテントを張って作業を進めるのですが
どうしても一手間二手間増えてしまいます。
濡れた石というのは非常に滑りやすく
クレーンでの吊り上げや運搬時に晴天時以上に注意が必要になります。
ボンドでの接着も
接着面が濡れていては全く効果がありません。
それゆえ接着の際はその都度接着面を乾かしながらの作業となります。
昨年は長い梅雨で参りました。
おそらく8月7日に梅雨明けだったと思います。
ちなみに8月5日は二本松市岩代地区はゲリラ豪雨の水害がありました。
土砂崩れや橋の崩落などまだまだあの日の傷痕は生々しく残っています。
今年の梅雨はどんな感じになるでしょうか。
雨だから手抜きしているということは決してないのですが
確実は施工を行うためにも空梅雨であることを祈るばかりです。
といいましても農作物への影響もありますので
程良い雨量でなおかつ夜にだけ降ってください(笑)
そういえば二本松市には梅雨に見頃を迎えるお寺様がありました。
二本松市東和地区にございます高林寺様。
別名「あじさい寺」と呼ばれております。
まだ見頃には早いですかね。
見頃を迎えましたら随時アップしたいと思います。

幼馴染みの結婚式。

昨日は郡山市で幼馴染みの結婚式に出席してきました。
ジューンブライド。
良いですね~。
月末にもまた幼馴染みの結婚式が郡山で。
やはり6月は人気なんですね~。
縁起を担ぐっつーのは良いことだと思います。
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素敵なチャペルです。
自分達夫婦もチャペルで挙式を行ったので
何だか懐かしかったですね~。
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幼馴染みである新郎は終始デレデレのにやけ顔(笑)
まあ準主役ですから良しとしましょう。
主役は誰か?
そりゃ~綺麗に着飾った新婦でしょ~。
まさか僕のお知り合いの妹さんとはっ!?
世の中狭いですね。
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挙式後のブーケトス。
雲ひとつない素晴らしい天気が
あらためて新郎の人柄を示しているな~と感じました。
真っ直ぐで正直で真面目でいつでも笑顔を絶やさないいい男なんです!!
結婚式に出席しますと
夫として初心に返る気がします。
僕も結婚して早いもので9年が経過します。
自分達夫婦が結婚式を挙げたあの日の気持ちを忘れることなく
いついつまでも仲の良い夫婦でいたいと思います。
勝義くん園香さん。
御結婚おめでとうございます。
お二人の歩むその先がたくさんの笑顔で溢れますことを
心より御祈念致します。