施工不良。

とても暖かい一日です。
もう春が来ちゃったような感じ。
春は待ち遠しいのですがスギ花粉もやってきますので
花粉症の僕にとっては「う~む(┯_┯)」です(^_^;)

次の現場は墓所新設工事。なかなか大きな現場となります。
こちらは明日から着工のため
本日はお墓の細かな修復作業にあたります。
春のお彼岸も近くなり細かな修復の御依頼が多く入ってきました。
本日は大玉村玉井地区中屋敷地内の共同墓地で作業を進めています。

修復 (2)

まだ道路に雪が残っているところもあるんですね~。

修復 (1)

墓地はこういった条件。
墓地通路はコンクリート舗装されていますがすんごい急勾配。
積雪があればジャンプ台のように見えるかもしれません。

修復 (3)

修復 (4)

物置石と墓誌が驚くほど傾いています。
今回はこちらの傾きの修復作業。
御家の歴史の古い旧家の方ですと
墓地に御先祖様が土葬されている場合が多いです。
土葬はかなり深くまで掘り下げていますので
どうしても土葬されている部分というのは土の強度が弱まっています。
施主様に伺いましたところやはり土葬されているとのこと。
ということは石材という重量物を置いた場合
いずれ沈下することは目に見えているので
そうならないように施工することが求められるわけです。

こちらは他社施工ですがあきらかな施工不良です。
ただ石材を置いてあるだけ。
お墓は御家族様にとってかけがえのない心の拠り所です。
建てて数年経って墓誌がこんなに沈下していたら
御家族様はどんな気持ちになりますか?
しかもすでに営業していないというのですからあやまった(゚д゚)

石材店選びのポイントは
お墓を新設するときの金額の安さより
施工後何かあった時のアフターフォローの部分を吟味しないといけませんね。

ビシッと傾き直しますよ!!

そういえば施主様から熊には気を付けてとお話がありました。

出るのか(゚д゚)(゚д゚)(゚д゚)
マジか(゚д゚)(゚д゚)(゚д゚)

この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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