大寒です。

しかし暖かい一日でした。
我々には非常に助かる陽気です。
おかげで現場も進みます。
今日私は事務所でＰＣとにらめっこ。
合間に少々近隣地区の墓地調査へ。
最近強風の夜が続いていたのでチェックです。
で結局ありました。
墓誌が一枚倒れていました。
墓誌とは戒名を刻む板状の石です。
我社でお世話になったお墓ではないのですが
黒御影石の立派な墓誌が
倒れてきれいに四つに割れていました。
こちらは新規参入の業者（業界ではブローカーと呼んでます。）の方のお仕事。
すぐ近くの我社でお世話になりましたお墓の墓誌はびくともしていません。
現場で据え付けする職人の腕の差でしょうか。
なんとも痛ましい様を見てしまいました。
その業者さんはいつまで放置するのでしょう。
こういった有事の際にすぐ対処するのが本当の石屋です。
ブローカーの皆さんはよく１０年保証とか謳ってますけど
風ごときで倒れるような仕事では
その保証もかすんでしまいますよね。
そもそも保証期間後は対応どうなるの？
はいバイバイではあまりにも・・・・・。
新規参入してくるななんては私は言いません。
ただお墓でビジネスする以上はその責任を
負ってもらいたいものです。
お墓は大切な家族との絆を確認できる祭祀財産。
お墓は「心」なのですから。
こちらのお墓の強風による被害。
御施主様がその業者さんから納得いく対応を
受けれますことを心よりお祈り申し上げます。

この記事を書いた人

湊和也㈲ミナト石材代表取締役社長

福島県二本松市小浜㈲ミナト石材代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き！！お祭大好き！！二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです！！最近は腕時計の収集に夢中～。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ！！