墓石材の名称について思うこと。

㈲ミナト石材 社長の湊和也です。

先日会社の最新情報にこんな記事を書きました。

カンボジア産白御影石。素敵です。 | 二本松市のお墓のことならミナト石材

このカンボジア産白御影石なのですが、仕入れ先である石材輸入商社さんによって名称が様々です。

  • 〇〇-1
  • 〇〇-2
  • AG〇〇〇
  • カンボジア〇
  • 〇〇白

〇の中は数字だったりアルファベットだったり漢字だったり、とにかく様々な名称が。他にもあるでしょうか。私達にとってもお客様にとってもわかりやすくなりますので、何とか名称を統一できないものかと日々感じています。まあこれは石材輸入商社さんが取引している中国工場側で、そう名付けて販売していることが主な要因だと思いますので、何とか中国側で統一してくれることを望みます。一部、商社さんが名付けている場合もあるのでしょうか。

これは私達小売店にも言えることで、ネットや折り込みチラシなどで、業界内で使用されている名称とは別の名を付けて販売されている墓石材を見かけます。下記は私が今勝手に名付けた一例。

  • 湖南623⇒白湖石
  • G614⇒白福石
  • 654系各種⇒優黒石
  • 黒御影石各種⇒黒輝石

何故こういった名を付けるのか。他店と相見積になったとき、使用する石材が他店にわからないように。聞くところによると、ひとつはこのような理由があるようです。

小売店が別の名を付けることの良し悪しを私の立場で断言することはできません。ただお客様に嘘ついてる気がしてならないな~とだけ。ですので、私は相見積になるにしてもならないにしても、どストレートに墓石材の名称を記載した御見積書をお客様にお渡ししております。

何かと不透明だと言われる石材業界。この名称の件も透明度を上げていくためには考えていかなければならないひとつの要因ではないのでしょうか。

カンボジア産白御影石のお墓。素敵です。

この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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