㈲ミナト石材 社長の湊和也です。有給休暇。春夏秋はそれぞれに繁忙期があるものですから、従業員の皆様に使っていただくことがなかなか難しいのですが、弊社では冬の間になるべく使っていただいております。現在、就業規則を見直し中なのですが、それに合わせて、一年の中でバランスよく有給を使っていただける仕組みも考えなくてはいけません。私は従業員の皆様が働きやすい環境を整えたいのです。
こちらは来月着工のお仕事の現状。
直近の巨大地震により万年塔の擬宝珠と笠石が落下しています。今回はこの修復ではなく洋型石塔への建て替えのお仕事。こういった建て替え。今まで3度の巨大地震の影響で増えているのが現状です。
こちらは洋型石塔の施工例。背が低く見た目に安定感もある。弊社においても東日本大震災以降に一気に納品数が増えました。その後令和に入っての2年連続の巨大地震を受け、今では墓所新設のお仕事の9割方は洋型石塔の御要望となっております。
今回は全くの建て替えとなりますので御負担も多くなります。建て替えはしたいけど負担は少なくしたいという方には、既存の部材と新しい部材の組み合わせでの御提案も可能です。下記、施工例。
新しい部材は〇〇家と彫ってある竿石と同色の3穴花筒立2個のみ。その他は全て既存の部材です。弊社は自社工場で既存部材の様々な加工が可能です。そのためこういった内容にもおこたえできますので、お気軽に御相談くださいませ。
従来からの背が高い和型石塔に関して、一般の方で「地震に弱いでしょ」とおっしゃる方は多い印象ですが、私は「施工法による」と考えています。
- ボンド不使用
- 芯棒不使用
- 耐震パッド不使用
- ボンド量不足
- 芯棒の長さ不足
- 軟弱な基礎
3度の巨大地震で倒壊してしまった和型石塔は主に上記が原因です。3度の巨大地震で倒壊してしまった洋型石塔も目にしたことがあります。上記が当てはまってしまっていたからでしょう。やはり倒壊するか否かは施工法が肝心です。
東日本大震災以降、弊社において和型石塔の建上の際には、芯棒使用・耐震パッド使用・十分なボンド量を標準としております。もちろん。令和の2度の巨大地震でも、この施工の和型石塔の倒壊もズレもございません。
この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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