9月に。

なりました。
光陰矢のごとしでございます。
秋を肌で感じるとテンションが上がります。
来月にはお祭りが待っていますので
それに向けた準備や段取りがだんだんと始まるのです。
今年は去年以上にお祭り記事をたくさんアップしたいと思っています。
さてさてお仕事。
現在は二本松市太田地区と下長折地区におきまして
お墓のリフォーム工事を同時に進めております。
下長折地区では張石工事でございます。
太田地区での工事は写真にて御説明。
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高野様墓地のインド産黒御影石の旧石塔を再加工しまして
和洋型石塔をおつくりします。
事情により御親戚のお骨を預かる事になったそうでございまして
その御親戚の方の石塔をおつくりするわけです。
こちらの下に納骨堂もおつくりいたしまして
そちらにお骨を納めるようになります。
逕サ蜒・005_convert_20090902211931
工場にて黒御影石の加工について指導を受ける弟です。
体でしっかり覚えてくださいね。
高野様の御親戚の石塔。
念入りに磨いて素晴らしい艶を出してください。
現在では20年前や30年前に比べますと
家族形態が随分と変わってきました。
例えば核家族化です。
少し戻り。
変わってきたというよりは
多様な家族形態が生まれているというほうが正しいでしょうか。
私はお墓の仕様はそういった家族形態に大きく影響を受けると考えています。
それ故我々石屋は
お客様一人一人に合った的確なサービスを提供できないといけないと思います。
「普通の形のお墓ですか?」
「変わった形のお墓ですか?」
「黒がいいですか?白がいいですか?」
「予算はいくらですか?」
「どこよりも安くお仕事しますよ。」
石屋はこれではいけないのです。
お客様それぞれの価値観や事情をよくよく理解し
その価値観や事情に的確な御提案が出来なければいけないのです。
「モノ」から「コト」へ。
お墓は「モノ」ではありません。
お墓づくりは家族との絆を再確認できる「コト」なのです。
お墓づくりは生きた証を後世に残す「コト」なのです。
お墓は「心」なのです。

この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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