お墓参りのおもしろグッズを見て人の死について考えた。

皆様おはようございます。
本日は早い時間から
ブログを書いている
石屋ブロガーの湊和也です。

昨日
日頃新潟から足を運んでくださる
お墓関連商品の商社の営業の方が
こういったものをお持ちになった。

本物そっくりに作られた
お供え物ですね。

お墓参りの際に
お供え物を置きっ放しにしますと
カラスや山の獣に荒らされ
お墓を汚されてしまいます。

まあ現在はどういった墓地でも
お供え物はお供えした後
その場で食べるか
もしくは持ち帰るか
ある程度徹底されていますので
そういった心配は
ないといえばないのですが(^_^;)

ここ二本松市ですと
葬儀や法要の後の
納骨やお墓参りの際
おまんじゅうをお供えして
焼香が済んだ順におまんじゅうを受け取り
その場で食べるという風習がございます。

故人に食べ物をお供えすることは
故人に食べていただいたということになります。
んでそのお供えした食べ物を
その場で御遺族が食べるということは
故人と同じものを食べる
つまり
故人と食を共有したということになります。

物理的には故人と
何かしらの時間を共有することは不可能です。

でもこの風習では
人が生きていく上で欠かせない
「食」という時間の共有が叶うんですね。

先程も書きましたが
おまんじゅうが一般的です。

でも僕は故人が好きだった食べ物なら
何でも良いと考えます。

煎餅でも羊羹でもケーキでも
ラーメンでも寿司でも。

お酒だって良いですよ。

んでそこでみんなで食して
故人が好きだった食べ物の話から
故人の話で花が咲く。

素敵な時間～♪

人は二度、死を迎えます。

一度目は心臓が止まったとき。

二度目は人々の記憶から
故人が完全に消え去ったとき。

二度目の死・・・・・

これを迎えることがないよう
やはりお墓って必要なのではないでしょうか？

とまあ少々話が変わりましたが
上記のようなことから
僕はお供え物は本物がいいよな～と感じます。

がしかし。

お墓参りおもしろグッズとしてはありかな(笑)

仕入れっかな～(笑)

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この記事を書いた人

湊和也㈲ミナト石材代表取締役社長

福島県二本松市小浜㈲ミナト石材代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き！！お祭大好き！！二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです！！最近は腕時計の収集に夢中～。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ！！

11月, 2015