皆様こんにちは。
急なノートPCのトラブル。
何とかブログ更新ができるまで復旧した
石屋ブロガーの湊和也です。
1000記事に到達してすぐに何なの~(笑)
まあしゃあない。
気を取り直して更新。
旧家で御家の歴史が長い方がお持ちの墓地。
その分御先祖様も多く
その御先祖様を土葬するために
古くからその墓地は何度も掘り返されています。
こういった墓地は
何度も掘り返されていることにより
簡単に言いますと耕された畑みたいな状態。
見た目にはわかりませんけど。
適当な地盤強化ですと基礎打ってお墓建てると
必ずと言っていいほど沈下を起こします。
弊社ではこういった墓地でのお仕事の際
沈下防止用にコンクリート杭を打ち込みます。
120mm×120mm×1800mmの杭です。
先日も
こういった墓地をお持ちのお客様と打合せがございまして
その中でお客様から
僕は沈下防止用に必要なのは理解できるけど
家族(おそらくお客様のお母様)が
御先祖様が埋まっているところに
杭を打ち込むなんて良くないと言うんです。
こういったお話がございました。
御先祖様が安らかな眠りにつき
土に還られた場所に杭を打ち込む
確かに行為としては荒々しく
御先祖様も心を痛めるかもしれません。
お客様の御家族様のお気持ちも理解できます。
しかし杭を打たなければ
沈下の可能性が非常に大きい墓地です。
仮に杭を打たないで施工して
完成から数年後に大きく沈下したら
それこそ御先祖様は
心を痛めるのではないでしょうか?
僕たちは施工の際に土中に眠る御先祖様に
御家の歴史の象徴であるお墓
いついつまでも支えてくださいね
こういった気持ちで杭を打ち込んでいます。
お客様の御家族様にも
こういったお気持ちを抱いていただき
杭を打ち込む施工に御理解を賜ることができればと
お話しさせていただきました。
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この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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