皆様こんにちは。
生野菜のサラダが大好きな
石屋ブロガーの湊和也です。
基本的に毎晩夕食に
それがあることを願っています(笑)
さてさて。
こちらは次現場で
建上予定の和洋型石塔。
和洋型石塔?
洋型ほど低くなく和型ほど高くない
両者の中間に位置するような
そんな佇まいの石塔を
和洋型と呼んでいます。
お墓の完成価格は
そのお墓に使用する
石材の総体積量(総才数)で上下します。
同じ大きさの区画でも
石を多く使用すれば価格は上がりますし
石を少なくすれば価格は下がります。
石塔の販売価格を下げるためにも
その石塔の総才数を下げればいいわけですが
そうするにしても
限界はあるだろうというのが僕の意見。
こちらはその限界の
ひとつのかたちと言えるでしょう。
芝台は使用せず
上台と香炉・花立の台石を
納骨堂の上に接着するようになります。
竿石の厚みは7寸(約21cm)。
和洋型石塔であれば
これ以下の厚みにしなくてはいけないのなら
御納品はしたくない。
厚みが少なくて
強度も不安(゚д゚)見た目も不安(゚д゚)
価格競争をする業者さんは
お墓の販売価格を下げるために平気で
ペット墓石?
こう感じるような小さな石塔を
設計して提案して販売しているけど
それはお墓の価値を下げているし
個人への敬意がないし人の死を軽んじています。
お墓は
故人の安らかな眠りを願う
残された御家族様にとっての祈りの象徴です。
人の死に関連する品物なんですから
それなりのお姿でなければいけないはずなんです。
人によっては
そのお墓は大切だった故人そのものかもしれない。
また人によっては
そのお墓は生前必死に頑張ってきた証かもしれない。
お墓は「もの」ではないんです。
お墓が「骨捨て場」にならないことを願って
こんなことを書いてみた。
限られた才数の中で
なかなか良い設計ができたのではなかろうか(笑)
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この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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