皆様こんにちは。ここのところすっかり更新の頻度が落ちています(^_^;)どうも!!石屋ブロガーを目指して牛歩中の湊和也です。
イベント連発だった10月も終わりましたので何とか今までの頻度に戻したいものです。やっぱり大切なことは、意識して日中にブログ更新の時間を作らなくてはいけないということですね!!
さてさて。
先日戒名彫刻で一文字間違って彫ってしまったという記事を書きました。
実は僕にとっては戒名を間違って彫ってしまったというのは初めての経験。お客様に対して申し訳ない気持ちでいっぱいで、自分自身は結構凹んでいます(^_^;)でもそのままの気持ちでお仕事に臨んでは、良いパフォーマンスはできませんので気持ちを切り替えて前進です。もちろん今回の対応も確実に行います。そんな中ですが昨日中に交換納品となる墓誌が手元に御用意できました。
こちらは中国産の「河北山崎」という墓石材。石目が細かく深緑の色合いがとても素敵な墓石材です。和型石塔でも洋型石塔でもどちらでも見た目に問題なく使用できると思います。今回の対応は、現在の墓誌の厚みが少ないことから再研磨・再彫刻の対応ではなく、間違った文字を修正して今までに彫ってあった戒名とともに再彫刻して交換納品となりました。
墓石材は自然素材のため、原石の質が低下したなどが主な理由となり、「お墓をおつくりになったその当時は流通していたけど今は流通していない」こういったことが起こる可能性があります。石材業界15年弱の僕でも、「僕が業界に入る少し前には人気石種だったけど今は流通していない」という石に何種類か出会った経験がありますね。東日本大震災でのお墓の復旧の中で、「深海」という石の墓誌の交換の御依頼があったですが、この「深海」が上記の状況に当てはまります。ただ調べてみますと全く流通していないわけではないようですが、原石の状態は非常に悪いようですね。
流通しているけど原石の質が悪い
↓
石屋がお客様にその石で御提案しない
↓
使用頻度が減る
↓
ほぼ流通していないような状態になる
こういった場合も存在しますかね。
今回の「河北山崎」は上記には当てはまらず、石質が良いものを御用意できました。間違って彫ってしまった事実は変わりません。時間は戻せませんし(^_^;)そしてその間違いを放っておくわけにはいきません。確実な対応をいたします。
自分で言うのはおこがましいですが、こういった際の対応の良し悪しは、石材店選び・石屋選び・墓石店選びの重要な物差しかもしれませんね。
(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)
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この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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