珍しい家紋に遭遇。「笠」系統のはずなんですが。

皆様こんにちは。やはり雪が降りました。といってもここ二本松市は2時間から3時間くらいだったでしょうか。その後は天候は回復いたしました。すんげ~寒かったですけど。どうも!!石屋ブロガーを目指して日々軽トラで爆走している湊和也です。

軽トラは朝一番に急ぎでタイヤ交換しました~(^_^;)

さてさて。お墓に家紋をお彫りする方は結構いらっしゃいます。石塔ですと竿石の頭や上台の中央、花立や香炉にお彫りすることも可能です。外柵ですと親柱にお彫りすることが多いですね。しかしここ最近は「家紋は彫らないで。」という方もいらっしゃいます。基本的に家紋は、お墓に必ず彫らなくていけないというものではありません。ですので家紋を彫るか彫らないかはお客様御自身の判断で問題ないと思います。余談ですが、以前毎日のようにテレビで見掛けました〇木〇子さんが、「お墓に家紋を彫ると不幸になるよ。」といったニュアンスの発言をしたことがありました。僕は科学的根拠は一切ないと思っています。

この話を信じた人がいて~

〇木さんにお墓の建替を勧められて~

〇木さんのお抱えの石屋が施工して~

その石屋から〇木さんへ大きなマージンが入って~

あっ!?これってこういう仕組みになってるんですよってわけではないですよ(^_^;)こんなふうになっていたら不快だな~という、あくまでも僕の想像です。

というわけで現在お墓への家紋の彫刻の段取中。なのですが、お客様から御提示いただいた家紋が初めて見る家紋で段取が難航しています。

こちらが御提示いただいた家紋。

dsc_1774

「笠」の系統の家紋だとは思うのですが・・・・・。いくら調べても似たものはあっても同じものに行き着きません。

一般的な「笠」とその系統はこちら。

dsc_1775

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dsc_1777

バリエーションはもっともっとありますが、とりあえずメジャーなものだけをアップしました。

御提示いただいたものは紐が結んでありますので「結び笠」?また紐の先に房がありますので「房付き」?つうわけで「丸に房付き結び笠」。何だか勝手な命名となりました(^_^;)

とりあえず家紋の彫刻の段取はデータじゃなくても鮮明な印刷物があれば可能です。写真は盆提灯にある家紋ですので、お客様が盆提灯をおつくりになった業者さんまで伺って段取を進めたいと思います。

 

(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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