職人として石を見る目が試されてるな~。

先日お墓の御用命を賜りまして
これから打ち合わせに入りますお仕事のお話です。
今回は外柵と納骨堂が既にありまして(他社のお仕事です。)
外柵内の石張と石塔・墓碑・塔婆立の建て上げという内容です。
それで現在の外柵と石張の石を同じ石を利用しなくてはいけないのですが
現在石のサンプル板片手に吟味中でございます。
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現在の外柵はG654という石なのですが
石目の粗細・石色の濃薄により
同じG654とはいっても様々な種類があるのです。
「石屋ならサンプル板あればすぐ見分けられるでしょ。」
といわれてしまいそうですが
水を良く吸う石でまた吸った部分は色が妙に濃くなるものですから
見難い見難い。
半端な判断は出来ませんのでじっくり吟味しております。
・・・・・G654角美かな。

この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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