供養のひとつと御理解賜ることができれば(^_^;)

皆様こんにちは。商工会青年部の主張発表大会も今週木曜日に控え、車の運転中にはもっぱら練習に励んでいます。完全暗記で挑みたいものです。どうも!!しかしながら物覚えが悪くなってきていることを実感している石屋ブロガーの湊和也です。

演劇に没頭していた大学生時代。セリフは簡単に頭に入ったものでしたがね~(^_^;)

さてさて。こういった石塔の修復依頼を賜りました。

先の大戦に出兵され残念ながら戦死してしまった方を供養する石塔です。僕の商圏では一般的に「兵隊様」ですとか「兵隊様の石碑」と呼ばれていますね。矢印の部分からずれてしまっています。東日本大震災でも被災してそのときは他社で修復したらしいのですが、またずれてしまいました。昨年12月(だったかな?)のちょっと強めの地震の影響かと思われます。このお墓の周辺にも竿石がずれているお墓がいくつか目につきました。同じ時にずれてしまったんだと思います。こちらは東日本大震災で大きな被害が出てしまった墓地。他の墓地に比べて地震に弱いと考えざるを得ません。

お客様からは「多少の強い地震があってもずれないように施工して欲しい。」とのお話。そうなりますとクレーンによる吊り上げ作業が必須なのですが、墓地用クレーンが侵入できる余地なし。こちらの石塔はかなり大きなもので文字が彫ってある竿石だけでも6尺(約180cm)高さ。

遠目から見てもその大きさは一目瞭然。三脚を立てての作業も不可。となるとラフタークレーンで作業するしかありません。もちろん弊社では所有していませんので、ラフタークレーンの専門業者にお願いして一緒に作業するになります。この場合、僕達の作業費にラフタークレーンをお願いした料金を加算しての御請求となり、お客様の御負担が大きく増してしまいます。

今回の場合。ラフタークレーンをお願いしませんと確実な施工が叶いません。お客様の御負担が大きく増してしまいますが、これも供養のひとつと御理解賜ることができればと考えています。

 

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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