皆様こんにちは。昨日は次女が通う岩代幼稚園の参観日。昨日も可愛らしい園児達に癒されてきました( ^∀^)そういえば昨年は幼稚園のPTA会長だったため、この時期は卒園式の段取りであっぱとっぱしていたことが思い出されます。どうも!!今年のPTA会長である吉田会長のお疲れ会が今から楽しみな石屋ブロガーの湊和也です。
「あっぱとっぱ」はこの辺の方言でした(^_^;)標準語では「あたふた」とか「てんやわんや」といったニュアンスです(笑)
さてさて。現在現場では墓石撤去工事を進行中です。現在建っている石塔・外柵さらに土中の納骨堂や基礎コンクリートを全て撤去して更地にいたします。その後、今回はお寺様の墓地なのでお寺様へお引き渡し(お返し)いたします。撤去してきた墓石を工場に一度荷下ろしいたしました。
今回のお仕事は要は「墓じまい」です。ここ福島県内でも「墓じまい」が少しずつ増えてきている印象がありますね。
・お墓の継承者がいない
・遠方にお墓があるため などなど
やむを得ない事情により、「従来通りの石のお墓へ埋葬し供養を続けるかたち」を終わりにするのが「墓じまい」です。「墓じまい」で取り出された御遺骨は、お寺様などが管理する永代供養墓や公営の合葬墓・ロッカー式納骨堂へと埋葬のかたちが変わるのが一般的かと思います。中には海洋散骨する方もいるかもしれません。石屋の立場としますと、御家の象徴であったり御家の歴史の象徴であったお墓がなくなっていくことは残念でなりません。しかし「墓じまい」は御一族様はじめ関係する皆様が、抱える諸事情からたどり着いたひとつの答えでありますしその答えからの御依頼ですので、墓石撤去工事をしっかりとつとめ上げたいと思います。
一点書いておきたいことがあるのですが、「墓じまい」はあくまでも「従来通りの石のお墓へ埋葬し供養を続けるかたち」を終わりにするわけであって、従来通りの石のお墓に埋葬されていた御先祖様や亡き御家族様の「供養を続けること」自体を終わりにするわけではありません。このことだけは誤解のないようにお願いいたしますm(_)m
物質的側面のお話も少しだけ。今回の石塔は福島県産出の荒川石。外柵は福島県産出の初森御影石。どちらも今となっては非常に希少な墓石材です。というわけで勿体なさも感じてしまいますね(^_^;)
(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)
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この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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