皆様こんにちは。昨夜長女がランニングクラブから帰ってきましたら、「パパ。ランニングシューズの紐をほどいて~。」とのこと。見てみますとがっかりするほどの豆結び。どうも!!何とかその豆結びをほどくことができたのですが、その後力尽きてブログを更新できなかった石屋ブロガーの湊和也です。
ちゃんと結ばんかいっ!?でもまあ娘の困った顔が可愛かったりする(笑)
さてさて。先日御来店いただきましたお客様。
「現在は寺墓地の一番上にお墓があるんですが、年をとってきてお墓掃除やお墓参りも大変になってきました。そこで新たに造成された本堂からすぐの新墓地を買ったので、そこに新しいお墓をつくりたいんです。」
こういった相談内容。さっそく現在のお墓を確認に行きました。
古いお仕事ですが、とても立派なお墓です。確かに急勾配の寺墓地の一番上にございました。上がっていくのに僕でも息が上がってしまうほど(^_^;)御年配の方にとっては体への負担は大きいですね。「お掃除しやすくお参りしやすく近いところに新たにお墓を設けたい。」お客様のこのお気持ち。確認に行ったことで、よくよく理解することができました。
お客様の御希望としては、現在の石塔・墓誌などの墓石は全て撤去。新墓地には全て新しい墓石でお願いしたいとのことでした。新しい墓石が売れるということは僕にとって大変にありがたいことではあります。しかし・・・・・・・・・・。
現在立派な墓石をお持ちです。全て処分は勿体ない気がしています(^_^;)というわけで、お客様の御希望を叶えることは大前提として、その中にいかにこの立派な墓石を絡めていくか。石屋としての提案力が試されるお仕事になりそうです!!
ちなみに「墓じまい」のお仕事であれば墓石全て処分でも僕は何も言いませんけど、こういったお仕事の際に、「お客様が全て処分でと言ったから全て処分する。」って石屋さん。それでいいの?お客様にその墓石の持つ価値に気付いていただいて、形を変えても有効に再利用していただくって素晴らしいことじゃない?
「一時は不要と判断された墓石に新たな価値を生み出す。」これができなければただの物売りですよ。お墓は物じゃない。お墓は心ですよ。
加えて石は限りある自然素材です。大切に大切に使っていかなくては。新しい墓石を売ることばかりに躍起になっている石屋さん。古くから残された御家族様の心の拠り所だった墓石達に対して「愛」はあるのかよ!!僕はある!!
んで~お客様の御希望の中では石塔は「今風」な石塔。展示場を御覧いただきましたら、「これが素敵だな~。」とのこと。
デザイン墓石(プレミアム墓石)「優美」。う~む。やはりこのデザイン。求心力がありますな。こちらと現在の墓石のコラボ。おもしろいお仕事になりそうです♪
(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)
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この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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One thought on “同じ墓地の中でのお墓のお引越し。”