昨日午前中は社長と二人で浪江町津島地区へ。
原発事故により避難となっている地区です。
また避難区域の再編に伴い
4月から立ち入りが出来なくなる地区でもあります。
立ち入り出来なくなる前に
お墓を直して欲しいという御依頼を賜りまして現状確認に行ってきました。
こちら直接ではなく浪江町で営業されていました
同じ全優石の西内石材さんからの御依頼。
微力ですがお役に立てれば幸いでございます。
地図を頼りに山間部の共同墓地へ到着。
目の前に胸が苦しくなる光景が広がっていました。
倒壊したお墓・・・・・ほとんど手つかずです。
そりゃそうですよ。
事故後着の身着のまま避難を余儀なくされたのですから。
未だに故郷に帰れず不自由な生活を強いられているわけでまずは自分たちの生活。
お墓が後回しになるのは仕方ないことだと思います。
震災後もうすぐ二年。
自分自身も原発事故のこと放射線のこと何だか麻痺してきてるような感覚ですけど
多くの方々が故郷に帰れず彷徨っていると熟考しますと
ここ福島県で起こっていることは想像を絶する事態なんですよ!!
ダチョウ倶楽部の上島によく似た方が
「原発事故は一応の収束」なんて言っちゃってましたけど
何が終わったのですか?
寄り添うって何ですか?
除染で楽して儲けようって人たちも出てきましたね~。
この国は嘘つきと悪人だらけなのか?
まるで隣国だ。
先日広島市の方で両親が被曝していて
自分は被曝二世だという同世代の男性とお話する機会がありました。
彼曰く
西日本では震災も原発事故も忘れられつつあるとのことでしたが
「広島市民の福島を想う気持ちは強いですよ。僕も復興関係の仕事で
福島県の浜通りに行く機会が多いです。大変なことが起こっちゃい
ましたけど顔上げて頑張りましょう!!」
ありがたいお話でした。
原発事故。風化させてはいけません。
と。
県民もいつまでも被害者意識ではいけませんね。
襟を正して前を見据えて歩いていかなければ。
この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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上島竜平に似た人が言ったことに対して腹が立ってるのは俺だけじゃなかった(笑)
安倍総理も頼りないですが、ここは収束宣言撤回してほしいところです。
未だに2号機はウン万ベクレルを大気に放出中です。
さらに東北までは飛散してませんが、現在中国から粒子が日本に向かって飛散しています。
日本ほど隣国に恵まれてない国は無いでしょう。
在日特権や領土問題、経済等やることは山積ですが暗い顔ばかりしてられませんね。
ここはaveさんの福の歌のように立ち上がりたいところです!