皆様おはようございます。本日は、これから着工のお墓のリフォームのための脱魂式と、御納骨の御依頼があるため早朝から出勤しております。休日の早朝の静かな雰囲気は良いですね~。驚くほど集中できます。現在の時間および脱魂式と御納骨の合間の時間に進めたいデスクワークがあったのですが、ありがたいくらい集中できて全て終わった(笑)どうも!!つうわけで手に入れたこの時間にブログを書く石屋ブロガーの湊和也です。
本日は午前中にお仕事が終わりますので、午後からはまたお出掛けじゃ~い♪
さてさて。納骨式。故人の御遺骨をお墓に納めるわけですが、僕は納骨式は、残された御家族様にとっては故人とのお別れの大切なセレモニーだと考えています。そのため納骨式での自身の所作にはそれなりのハードルを課しているつもりです。以前「おくりびと」という映画がありましけど、本木雅弘さん演じる納棺師の美しい所作にたいへん感動さられる作品でした。納骨をお世話になる僕達石屋は「納骨師」と呼べるわけで、言ってしまえば「おさめびと」なんですね。納骨式という大切なセレモニーにおいて、「おくりびと」の美しい所作と同じくらいの所作で納骨することができれば、残された御家族様も「石屋さん。遺骨を大切に扱ってくれてありがとう。」と、安心をお届けできますし感動が生まれる場となると思うのです。というわけで本日も「おさめびと」と自負して、きれいで無駄のない所作での納骨につとめたいと考えています!!
少し話は変わりまして。納骨の方法とは地域によって様々な方法がございます。ここ二本松市では骨壷から御遺骨を「取り出して」お納めするのが一般的。首都圏では骨壷のままお納めするようですね。弊社では基本的に御遺骨を骨壷から骨袋に移し替えてお納めしています。以前僕が納骨の参列者として見た他の石屋さんの納骨は、骨壷から御遺骨を取り出すというよりバケツの水を勢いよく火にかけるかのように、御遺骨を荒っぽく納骨堂内に散らすような納め方でドン引きしたことを思い出します。はっきり言います。これって良くないです。納骨堂は「骨を納める堂」ですから、これでは「骨を捨てる堂」で「捨骨堂」になってしまいます。さらに御遺族の皆様に不快感を与えてしまうことこの上なし。御遺骨は骨壷内の下から足から順に納められていますので、納骨堂内でもそうなるように丁寧に納めなければいけないのです。
気にしている石屋さんてあまり多くないと思うのですが、どれだけ御遺族様を想っているか、どれだけ故人への敬意を持っているか、言ってしまえばどういう気持ちでお墓をおつくりしているかが、納骨での所作や御遺骨の取り扱い方に出ると僕は考えています。
雑な納骨をする石屋さん。きっと雑なお墓をつくっていますよ。ここは石屋選びのひとつのポイントかもしれません。
(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)
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この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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