皆様こんにちは。寝不足です。深夜までお酒を飲んでいたわけではないんですが(笑)ベッドに入ってすぐ眠りについたのですが、不思議なことに「一時間ごとに目を覚ます。すぐまた眠りにつく。」の繰り返し。ほとんど寝た気がしていません。どうも!!というわけで昼休憩で短い時間ですが、深い眠りについた石屋ブロガーの湊和也です。
今夜はぐっすり・・・・・。ダメだ。今夜は飲み会だ(笑)
さてさて。お盆前に戒名彫刻をお世話になりましたお客様。打合せの中でこういったお話が。
「実はうちの渡辺の字は正しくは渡邊で、お墓に彫ってある字はしんにょうの点がひとつ少ないんだよね。お墓を建てたのは亡くなった親父なんだけど、その当時細部までこだわらなかったのかな~。」
確認しましたら確かにしんにょうの点がひとつ少ない。
正しくはこっちの字。
お墓はもちろん弊社でお世話になりました。まだ僕が石屋になる前のお仕事です。お仕事の担当者は・・・・・じいちゃん?親父?どっちだべ?とりあえず彫ったのはじいちゃんのようです。彫り方でわかります。まあじいちゃんもしくは親父を「どうして当時細かく確認しなかったんだよっ!?」と責めても仕方ありません。別に僕は犯人探しをしたいわけではない。弊社側で確認を怠ったとは考えにくいですし。一つ点しんにょうと二つ点しんにょうの考え方は難しくて、どちらも同じという考え方もありますので、当時御施主様だった亡きお父様は一つ点で御納得されたのかもしれませんし。
弊社では、お世話になりましたお墓をお客様とともにお守りしていくこと、「墓守(はかもり)」も大切なつとめと位置付けております。要はアフターフォローもしっかりとつとめさせていただいておりますので、これからそのお墓をお守りしていく残された御家族様が二つ点を御希望ならばそのお気持ちにおこたえしたいなという気持ちです。
しんにょうに点をひとつ彫り足すということで対応が可能ですので、今回僕の手で現場彫りにて二つ点に直させていただきます。それほど大掛かりな内容ではありませんのでもちろん無料にて対応いたします。逆に、正しくは一つ点だとして、点をひとつ多く彫っちゃっていただったら、竿石の交換が最良の方法になってしまいますので石屋にとっては鳥肌ものですね(^_^;)
今回のように「渡辺」の「辺」、斎藤の「斎」、「高橋」の「高」などは、そのままだったり逆に旧字だったり異体字だったりと、御家によって様々でございます。僕達石屋も念入りに確認させていただきますが、これらに該当される方は、お墓を建てる際はしっかりと確認いただき石屋にお伝えただければと思います。
(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)
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この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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