加工のお仕事を常に抱えておくということ。

皆様こんにちは。先週は現場がはかどったのですが、今週はこの寒波で現場のスムーズな進行が叶っていません。まあ自然には勝てませんので仕方なしです。どうも!!そうは言いましてもやはり焦る石屋ブロガー(?)の湊和也です。

明日からは少しでも現場を進めたいものです。

さて。昨日朝の積雪。昨日中に会社の敷地内と現場の雪掻きを終えました。そしたら今朝も積雪。今朝の石置き場の様子。

「またかよ。」と心が折れかかる僕。

でも奮起してまた雪掻きを進めようと思ったのですが、雪が降り続いていたので本日は工場での加工を行いました。

墓誌を磨いている様子。

こちらは墓誌の台石を磨いてる様子です。

石屋のお仕事の中の現場での作業というのは、外仕事のため天気の影響をもろに受けてしまいます。例えば雨や雪で石が濡れてしまいますと、石同士のボンド接着ができなくなるとか。まあ現場に大きなシートを張ってその中で接着面を乾かしながら作業するという対応は可能ですが。でもしっかり乾かしたとしても、晴れの日の作業と比べると施工のクオリティが下がってるような気がしてなりません(^_^;)とりあえず雨や雪の日の現場作業は極力控えたいのが石屋としての本音です。

では「雨や雪で現場を進めない日はお仕事はどうするの?」って話なんですが、僕は工場での加工に当てれば良いと考えています。まあ当たり前のことではありますが。そのためには日頃から加工のお仕事を抱えておく必要があると思います。

現在石材業界は中国に図面を送ればその通りに加工されて自社に製品が届くといったかたちが一般的になっています。もちろん弊社でも中国の加工工場にはお世話になっています。しかし僕は「自社で加工できるものは極力自社で。」といった考え方です。例えばリフォームの御提案でしたら、古い部材を新品と交換するというよりは、その古い部材を工場で加工して再び使用するといった内容を好みます。新品の御納品より明らかにお客様の御負担も減りますしね。新規建上でもシンプルな外柵ならば自社加工しますし、墓誌のみや塔婆立のみ建上といったお仕事でも自社で加工できるものは極力自社で行っています。ですので僕が担当させていただくお仕事は「自社で加工する」といった内容が自然と多くなります。そのためほぼ常に加工のお仕事を抱えている状態となっています。

まとめますと、雨や雪の日の施工には不安がある。施工に代わる有効な時間の使い方は加工。そのためには加工のお仕事を抱えていなくてはいけない。加工の案件を抱えるためには御提案の仕方が重要ですよ。といったところでしょうか。

今年はさらに加工の案件を増やしていければと考えています♪まあ僕の加工の腕なんてまだまだですけどね(笑)

 

(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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