先程四十九日法要での御納骨終了。
喪主様から「これで一段落だな~。」
御家族に不幸があったあと
葬儀⇒四十九日⇒(百箇日)※行わない場合が多い⇒一周忌と続くわけですが
多くの方にとりまして
四十九日法要がひとつの区切りになっているのだと感じます。
密葬といえば芸能人や著名人。
こうイメージするのは僕だけかな?
しかし最近では一般の方も行うようになりました。
密葬というよりは家族葬という言葉が正しいでしょうか。
参列者が近親者のみになりますので
多くの返送品の準備などの金銭的負担が軽くなる。
また故人の交友関係の中には喪主様が面識のない方もいらっしゃるわけですが
近親者のみですからそういった煩わしさもありません。
こういったメリットが考えられます。
平成17年に弊社の創業者である祖父が亡くなりました。
湊家としての葬儀と社葬と同時に行いまして
ほんとうにたくさんの方々が参列くださいました。
交友関係の広かった亡き祖父の人柄をあらためて感じる葬儀でございました。
葬儀から半年ほど過ぎた頃だったでしょうか。
弊社が業界誌の「月刊 石材」さんの取材を受けて
弊社の日々の取り組みが掲載される機会がありました。
誌面は社長のお話からはじまりその次は僕の話。
もちろん亡き祖父のお話もさせていただきました。
それほどの反響もなかったわけですが(笑)
基本的に石屋さんしか手に入らない雑誌ですので。
親しくさせていただいている石屋さんから
「出てたね~。」と言われるくらいで。
まあこの部分の話はいい(笑)
僕たちが掲載された誌面が発行されてしばらくすると
神奈川県川崎市の石屋さんからお手紙と香典が届きまして驚き。
読ませていただきますと
・月刊 石材読みました。
・芳夫くん(祖父)の息子と孫の活躍を祈っています。
・芳夫くんが亡くなっていたとは!!
・兄弟のように親しくしていたのだから参列したかった。
祖父の交友関係にもれはないだろうと考えていましたが
こういったことがございました。
何とも申し訳ない気持ちでいっぱいになったことを今でもおぼえています。
密葬・家族葬となりますと
こういったことが起こりやすくなるわけですよね。
だからといって密葬・家族葬はダメだ。
ド派手に葬儀を行うべきだ!!と言っているわけではありません。
密葬・家族葬だって故人を弔うひとつのかたちです。
ただ故人の交友関係を無視するような結果にならないことを祈るばかりです。
納骨の待ち時間にこんなことを考えていました。
日当たりの悪いお墓は雪が春まで消えません(^_^;)
この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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