年内ラストとなる現場が本日から本格着工。
工場での加工などは全て終了していますので
あとは現場での建て上げを残すのみ。
今年は仕事納めの前に工場や土場の片付けをする時間が取れそうです。
さてさて。
先週土曜日に完成を迎えましたお仕事の御紹介。
一言で言いますと外柵新設工事とお呼びします。
わかりやすく言いますと石塔や墓誌は既に建っていて
そこへ柵をおつくりするという内容です。
お墓のリフォームの一環でもありますね。
黒御影石の両脇に御先祖様の石塔が一基ずつ。
見た目のバランスが良いのでこの佇まいを残させていただきました。
もちろんクリーニングによりとてもきれいになりました。
古い石塔を処分することは簡単ですが
僕は日頃から残すことを御提案いたします。
お墓は亡き御家族や御先祖様の安らかな眠りを願い供養をする場所です。
御先祖様が苦労してお建てになった石塔なのですから
リフォーム後も大切にお守りしていくことに価値があるのです。
きっと御先祖様もお喜びになり
施主様御家族様へたくさんの幸せをお届けくださるはずなのです。
僕が考える古い石塔の持つ価値についてはこちらからどうぞ。
今回外柵は入口に大きな親柱を据付してその上に灯篭を建て上げいたしました。
親柱は家紋が彫ってあります部材です。
柱に見えませんが石屋の世界では柱と呼んでいます。
大きな部材になりますのでお墓の入口の印象が強くなり
お墓の風格が格段に増すわけですね。
洋型やデザイン墓石を建てるならスタイリッシュな印象の外柵を
伝統的な和型墓石や五輪塔を建てるなら威厳や風格のある印象の外柵をおすすめいたします。
今回はもちろん威厳・風格を意識いたしました。
なおかつすっきりとした印象とお掃除のしやすさ。
格子状の装飾品を利用することで風通しの良い印象も生まれますね。
今回のお仕事も弊社自慢の一仕事となりました。
お墓のリフォームは㈲ミナト石材そして僕にお任せ下さい!!
日頃からリノベーションを心掛けておりますので!!
この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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