ちょっとしたお礼の品に。

毎年春に素敵なお地蔵様をお世話になっているお隣宮城県川崎町の石神彫刻工房さん。
工房のお庭にある作品たちを写真に撮ったポストカードを販売なさっています。
これまた素敵なポストカードばかりなものですから
私も購入させていただき
お客様へのちょっとしたお礼の品に利用させていただいております。
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可愛くて可愛くて仕方ありません(´∀`*)
こういったお地蔵様。
似たような佇まいのものを中国加工でおつくりすることはできますが
石神彫刻工房さんの作品には程遠いです。
石神彫刻工房さんの作品からは
「優しさ・柔かさ・温かさ」
こういったものが感じられます。
現在二本松市小浜地区反町地内の地蔵尊通りには
石神彫刻工房さんの作品が2基建っております。
お近くにいらっしゃる際は是非御覧下さい!!

子供にとってお墓の前での合掌こそ情操教育。

ニュースを見ますとまた酷い事件が長崎県佐世保市で起きてしまいました。
少女が同級生を殺害。
動機は「人を殺してみたかったから。」
なんじゃそりゃっ!?
殺してみたかったら尊い命を奪っていいんかいっ!?
御遺族の心中を察するに余りあるところでございます。
また亡くなった少女の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
しかしまあ「命」というものを何と心得ているのか?
その辺にぽっと出てくるものではないんですけどね。
今ある自分の「命」というのは両親あってのもの。
両親は祖父母があってこそ。
祖父母は曾祖父母あってこそ。
連綿と続く「命」の連鎖の奇跡ですよ。
この連鎖の中のたった一人でも欠けたら自分は存在しないわけですから
どれほど今ある自分の「命」がありがたいことか。
実はこういう感覚ってお墓参りで養えるんです。
しかも幼いうちに。
お墓には「命」には限りがあることを示すものがあります。
それは墓誌(墓碑や法名碑ともいいます)です。
戒名が刻まれた板状の石になります。
戒名と一緒に享年(亡くなった年齢)も刻まれていますね。
その墓誌をよく見てみますと平均寿命で亡くなった方もいる。
百歳をこえて亡くなった方もいる。
中には若くしてまた幼くして亡くなった方もいる。
人は必ず亡くなることがわかります。
子供に「命」のありがたみを伝えるにあたり
食卓やリビングでの時間を利用するより
こういう素材のあるお墓の前って説得力ありませんかね?
墓誌を子供と一緒に見ながらこんな話をしてみてください。
「死んだじいちゃんの妹の~ちゃんは今より食べ物の少ない時代に生まれて
 体も生まれつき弱かったから病気で幼くして亡くなってしまったんだよ。お前
 たちは何不自由ない時代に生まれて幸せなんだよ。~ちゃんみたいに残念
 ながら生まれてすぐ消えてしまう命もある。だからお前たちは今ある「命」を
 決して粗末にしてはいけないよ。御先祖様はみんなお前たちを見守っている
 のだからね。」
子供は想像力が豊かです。
幼い頃からのこの語りかけで子供たちに
「いつも御先祖様に見られているのだな~。」
という意識が芽生えます。
この見られているという意識が
子供たちの「悪いことができにくい精神」を育むことになります。
作家の藤本義一さん(故人)は生前
少年院の慰問の講演会を引き受けていたそうです。
どこの少年院でも講演の前に少年たちに
「仏壇やお墓の前で合掌したことがあるか?」を問いかけていたそうなのですが
どこの少年院でも手を挙げる少年はほとんどいなかったそうです。
ふむふむ。
やはりお墓の前で合掌することは
「命」の大切さを学ぶうえで
穏やかな心を養ううえで
大きく影響しているのだと思います。
幼子にとってお墓の前での合掌こそが情操教育です。
もうあと半月でお盆です。
お盆には是非家族皆様揃ってお墓参りへお出かけください。

新ノートPC。

新しいノートPCが届きました!!
ひゃっほい!?
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Windows8.1です。
メールのやりとり
画像編集
HPの最新情報の更新
ブログの更新
動画の投稿
Facebookの投稿などなど
行いたい作業がすべてサクサク。
こちらultrabookのため
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こんな風になったり
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こんな風になったりします。
前に使っていたタブレットといい今回のノートPCといい
なんかこう変形するタイプのものに興味をそそられます。
これで出先での各種発信作業もはかどります~!!

ASUSのタブレットPC。

わたくし石屋三代目
以前はアナログ男子でしたが
高校時代の同級生である
福島ロイヤルティコンサルティングの斎藤慎也くんと再開してから
ITリテラシーを高めようと思い立ちましてまずスマホを買いました。
その後タブレットPCも購入してずいぶんと使い込んできましたが
いよいよこのタブレットPCが寿命を迎えたようです。
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ノートPCじゃないかっ!?
いやいやタブレットPCなんですこちら。
ほら。
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ほら。
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しつこいか。
どう寿命かというとバッテリーの消費量です。
このブログの更新だけで100%あった残量がもう半分以下ですよ(泣)
お客様との打合せの際に施工写真を御覧いただくのにも使っているのですが
異常なペースで残量が減っていきます(泣)
購入から2年4ヶ月間そうとう酷使してきましたし
仕方ないんでしょうね~。
しかしながら
HP・ブログの更新やFacebookや各種メールまた画像の編集など
現在かなりの影響が出てきましたので
思い切って新しいものを購入することに決めました。
タブレットPCちゃん。
長い間お世話になりました。
僕の仕事の下支えをしてくれていましたこと
心より深く御礼申し上げます。
ゆっくり休んでくださいね。
次は娘達のおもちゃという役目がありますので(笑)

宇宙葬。

こんな記事がありましたので僕なりの考察を。
宇宙葬
埋葬の新しいかたちとして散骨や樹木葬が世に出てきましたが
ついにここまできました。
宇宙葬。
大切だったあの方を無限の宇宙へ送り出す。
なんだかロマンチックです。
あの方を想うとき・・・御遺族は大空のその先の宇宙へ想いを馳せる。
宇宙って僕も憧れがあるっていうか興味あるというか
宇宙を想像するとき際限がない感じが何とも良いです。
映画でいうと「スターウォーズ」とか「トランスフォーマー」とか
宇宙に関係した作品がとにかく好き。
腕時計も宇宙飛行士が実際に任務の際にしているとういう
OMEGAのスピードマスターに興味をそそられました。
で実際に愛用してます。
肉体は滅んでも魂は不滅。(キリスト教の死生感みたいですが。)
その象徴としての無限に広がる宇宙。
僕もお願いしようかな。
いやいや待て待て。
やっぱりこれは日本人には適しません。
結局のところ宇宙空間を御遺骨の捨て場にしてますよ。
日本人は古くからお墓の前で手を合わせて
御先祖様に今ある命を感謝することで国民性を養ってきました。
幼い頃から御先祖様への感謝の気持ちを持ってお墓参りをすることで
御先祖様にいつも見られているのだな~という意識が生まれます。
その意識が悪いことが出来にくい精神を育み子供は良い子に育つのです。
日本人の国民性って
真面目・勤勉・親切・正直・温厚・忍耐とかたくさんあると思いますけど
人を傷付けてはいけない
人を騙してはいけない
人が嫌がることはしてはいけないとか
何と言うか
「悪いことをすることは人としていけないことなのだ」
とう感覚をほぼ全国民が持っていることではないですかね?
以前も上記のような観点から散骨は否定すると書きました。
今回もやはり否定です。
場所が違うだけでやっぱり散骨と変わりませんよ。
故人への最高の供養はその故人を忘れないこと。
大切だったあの方を思い出せる素敵なお墓を建てて
そこに御遺骨を納めて家族みんなでお墓参りをする。
これが今後も日本人が後世に伝えていくべき埋葬方法だと強く感じます。
散骨などが日本人の埋葬のスタンダードになったら
この国は滅びます。
きっと。
それだけお墓参りは人格形成に大きく影響するのです。

二本松市も梅雨の真っ只中。

毎年のことながら今年も梅雨に入りました。
石屋としましては歯痒い季節になります。
外仕事がメインの私達にとっては
どうもこの雨続きがなかなかに頭がいたい。
雨とはいえ現場に大きなテントを張って作業を進めるのですが
どうしても一手間二手間増えてしまいます。
濡れた石というのは非常に滑りやすく
クレーンでの吊り上げや運搬時に晴天時以上に注意が必要になります。
ボンドでの接着も
接着面が濡れていては全く効果がありません。
それゆえ接着の際はその都度接着面を乾かしながらの作業となります。
昨年は長い梅雨で参りました。
おそらく8月7日に梅雨明けだったと思います。
ちなみに8月5日は二本松市岩代地区はゲリラ豪雨の水害がありました。
土砂崩れや橋の崩落などまだまだあの日の傷痕は生々しく残っています。
今年の梅雨はどんな感じになるでしょうか。
雨だから手抜きしているということは決してないのですが
確実は施工を行うためにも空梅雨であることを祈るばかりです。
といいましても農作物への影響もありますので
程良い雨量でなおかつ夜にだけ降ってください(笑)
そういえば二本松市には梅雨に見頃を迎えるお寺様がありました。
二本松市東和地区にございます高林寺様。
別名「あじさい寺」と呼ばれております。
まだ見頃には早いですかね。
見頃を迎えましたら随時アップしたいと思います。

墓がなくなったっ!?

唐突に何だ?と言われてしまうようなタイトルですね。
こんな記事を見つけましたので僕なりの考察を。
消える墓
今現在こういったことが頻繁に起きているかといえば・・・・・。
う~む。
今後起きるかもしれない
しかも最悪のケースとして捉えていいただければと思います。
お墓の継承者問題については以前もこのブログで書きましたが
無縁仏や無縁墓にならなく済むまたしなくて済む受け皿は様々ございます。
(集合墓や散骨の良し悪しは今回は置いておきます。)
田舎の両親も亡くなり
田舎のお墓への納骨も済んだけど息子夫婦(娘夫婦)は
自分達夫婦が亡くなった後も田舎のお墓を守ってくれるだろうか?
もしくはお墓の継承者がいないしどうしようか?
例えばこういった悩みを抱えた方。
親戚縁者また御家族もしくはお寺様に相談されるか
インターネットで何かしら調べられると思うんですね僕は。
こういったお悩みへの受け皿は様々ありますので
色々と迷われることでしょう。
息子夫婦に守ってもらえるように
田舎のお墓を処分して近くに新たにお墓を設けよう(改葬)
娘夫婦に守ってもらえるように
田舎のお墓を処分して両家墓をつくろう(改葬および両家墓)
継承者いないし集合墓に入ろう
息子夫婦(娘夫婦)の負担にならないように
田舎のお墓を処分して自分達夫婦は集合墓に入ろう(集合墓)
田舎のお墓に入っていたお骨もろとも海へ撒いてもらおう(散骨)
大雑把に考えてもこれくらいありますから
その御家族がお持ちの様々な事情に照らし合わせれば
さらに細分化されるでしょう。
たいていの方は細分化された中で
何かしら抱えている事情に適した埋葬方法をお選びになり
無縁仏・無縁墓を避けるはずです。
ですので
ずいぶん久しぶりに田舎のお墓参りにいったらお墓がなくなっていたというのは
非常に稀なケースだと感じます。
実際にお墓がなくなっていたんだよという方がいらっしゃれば
家族の絆や親戚・縁者といった一族の絆がそうとう薄っぺらいな~と考えてしまいます。
極端にいうと日本人ではない。
姿・格好や話す言葉は日本人ですが
日本人の日本人たる精神性は持ち合わせていない。
だって御先祖様を大切にするのが日本人ですから。
様々事情はあっても6年もお墓を放っておくなんて
御先祖様あっての今ある自分の命というありがたさを理解していない証拠。
話が脱線しそうになりました(^-^;
とりあえず記事にある話は
お墓を大切にするということ要は御先祖様を大切にするということが
日々の生活から欠落した方々に起こりうる話かと思います。
皆様。
お墓のこと御先祖様のこと
日頃から祖父母や両親とお話になってみてはいかがでしょうか?
こういったことが頻繁に起きる国にならないことを心から祈ります。
記事には6年に1回はお墓参りへとありますが
僕は1年に6回はお墓参りへと言い換えさせていただきます。
お墓は日本人の心です。