おさめびと。

ゴールデンウイーク後半の4連休に入りました。
もうすでにお出かけの移動中という方も多いでしょうか?
私はといえば出社しております。
3日と4日と御納骨が入っていまして
納骨予定の時間まで事務所でデスクワークを進めています。
例年この5月の連休は御法事を予定される方が多く
それにともない御納骨の依頼が多いのです。
御納骨は御遺族の皆様にとりまして大切なセレモニーです。
また御家族を失った悲しみにひとつの区切りを打つ日とも考えます。
私達石屋は「おさめびと」でございます。
御遺族の皆様のそれに相応しい時間となりますように
精一杯つとめたいと思います。
さてさて。
「湊くん。仕事ばかりしてないで家族サービスしてるの?」
なんて言われてしまいそうですが
今年は次女がまだ小さいので無理に遠出は致しません。
今日と明日の午後は近場でお出かけ。
5日と6日はのんびり過ごす予定です。
万人子守地蔵尊のお祭りもあります。
この時期地元でも十分レジャーはあるのです。
お祭りには明日の午後に遊びに行きます~。
実は私は長いお休みが苦手です(^-^;
オンとオフのメリハリは大切だと思うのですが
どうも苦手なのです。
休みが長いと
「こんなに休むなんてうちの会社仕事が無いのか?」
といった根拠も無い不安にかられてしまい休みなのにグッスリ眠れないんです。
休みなのにグッスリ寝れない

疲れがとれない

連休後の仕事に影響(するかもしれない)
こんな感じなんですね。
だから家族には申し訳ないのですけど
多少仕事させていただけると助かるんですね。
まあ自分にとって石屋というこの仕事が何よりもレジャーなので!!
まあ自分にとって石屋というこの仕事が何よりもレジャーなので!!
しつこいですね(^-^;
そういえば以前テレビでステーキけんの社長も
自分にとって仕事が最高のレジャーだと言っていました。
嗚呼。ステーキ食べたい。
皆様。楽しいゴールデンウイークをお過ごし下さいませ。

墓じまい。

昨日こういった記事を見つけましたので
僕なりの考えを。
墓じまい。
お墓の継承者の話は少子高齢化が著しく進んだ現代において
大きな問題だと思います。
「都会だけでしょ。」
と思われる方も多いかもしれませんが
ここ福島県二本松市も地方とはいえ
私共のもとへ様々な相談が寄せられます。
最も多いのは下のような内容です。
現在は東京近辺在住。
両親は既になくなり故郷である小浜にはお墓だけ残っている。
自分達は彼岸・盆とお参りに来ているが
自分達亡きあと子供達にまで
遠く離れた故郷のお墓を守ってくれというのは心苦しい。
なので自分達がまだ元気なうちに
故郷のお墓から現在埋葬されている遺骨を取り出し
墓じまいして近くに新たにお墓を設けたい。
要はお墓の引越し(改装)になります。
もちろん手続きの代行も行っております。
ただこちらはお墓の継承者がいる場合です。
いない場合はお墓を設けるのではなくて
お寺様や民間霊園が管理している
永代供養墓や夫婦墓等々の合葬墓に
先祖様の遺骨を納めいずれは自分達も入るといった内容。
お墓の継承者がいないことで当事者がお悩みになるのは
両親祖父母またその前の先祖様
そしていずれは自分達夫婦も無縁仏になってしまうということ。
合葬墓は管理側が責任をもって御供養を続けてくださいますので
こちらに納めるもしくは入るとなれば
無縁仏にしなくて済むまたならずに済むというわけで
現在増えて来ている埋葬方法また供養方法です。
私共石屋としますと
御家族それぞれにお墓の継承者の事情は違いがありますので
御家族でしっかりと話し合い
納得のいく答えを出していただき
それに見合った埋葬や供養をお選びいただければと思います。
合葬墓。合理的ですね~。
故人の御供養に合理化って必要ですかね?
お墓は心静かに手を合わせ
自分のルーツである両親や祖父母また先祖様に想いを馳せ
今ある命へ感謝する場です。
石塔はその心の象徴です。
また想いを馳せることで想像力が養われ
その想像力から常に先祖様に見守っていただいているなという意識が生まれ
この意識が真面目・勤勉・親切・忍耐強いといったような
日本人としての精神性を育むのです。
お墓は日本人の精神教育の場なのです。
そう考えますと幼子に親が
「ここにあなたの祖父母やまたその前の先祖様がいるんだよ。」
と合葬墓の前で手を合わせるように促されても
知らない人と一緒に入っていると考えたら
全く精神教育の場にならないとまでは言いませんが
やはり薄らぎませんかね?
色々とシェアって流行ってますけど
今ある命への感謝の心の象徴までシェアしなくてもって感じます。
合葬墓に納めること入ることで確かに無縁仏ではなくなります。
でも家族との「縁」は必ず薄くなります。
あくまでも私の見解ですが。
もちろん子供がいないなどのやむを得ない事情で
合葬墓をお選びになる方もいらっしゃると思います。
うむ。仕方なし。
もし子供が娘だけでみんな嫁いでしまったので
継承者がいないから合葬墓へという方はちょっとタイム。
御家族とよく話し合ってください。
両家墓という仕様もあるんです。
私は合葬墓を否定はしません。
でもそうしなくても
御家族が納得できる埋葬や供養は必ず違う形であるのです。
合葬墓は最後の手段にしてください。
お墓は御遺骨を安置する場所です。
合葬墓が御遺骨の捨て場にならないことを祈っています。
ということで散骨は否定させていただきます。
墓埋法では取り締まる項目はなく
現在はあくまでも容認しているという解釈ですが
散骨は日本人の精神性を投げ捨てている行為に他ならないと感じています。

倫理法人会。

昨日から春の訪れを感じさせられるような暖かい陽気。
積もりに積もった雪もガンガン解けていきます。
梅の花ももう少しでしょうか。
「春待ちて咲く桜より春連れて来る梅が良い!!」
「ヨッ!!湊屋っ!!」
歌舞伎の見栄切りのように・・・・
ん~文字だけでは伝わりずらい(^-^;
さてさて。
最近多数の方を前に
何かとお話させていただきます機会に恵まれております。
先日は全優石の郡山総会でのフォーラム。
今回は二本松倫理法人会様の早朝の講話での講師です。
内容は色々考えましたが
やはり私は石屋なのでお墓についてのお話をさせていただこうかと。
しかも日程が3月21日の早朝。
春の御彼岸です。
何話すの?
墓でしょっ!!
時期的に丁度良すぎるくらいなので
お墓のお話が適切かと思います。
依頼を下さった先輩の御配慮かもしれませんし。
というかお墓のお話の引き出ししかありません(涙)
当日御静聴くださいました方々が
良い意味でいつもと違ったお気持ちでお墓参りできますように
精一杯この講話をつとめさせていただいたいと思います。
ぼちぼち講話の内容をまとめなくてはいけません。
全優石の吉田会長のように素晴らしい講話にしたいですね~。
僕じゃ無理かな~。
いやいや~。
この機会を楽しみます~。
ではでは~。

2月に入りました。

ちょっと前に新年を迎えたと思っていたら
もうすでに2月に入りました。
時が経つのは早いです(^-^;
人生において重要な三十代もハイペースで過ぎていきます。
一日一日を大切にしなくてはいけません。
もうすぐ三十代も後半に入ります。
今後も充実させていきたいものです。
充実?多忙?どっちだ???
多忙は何か受動的です。
充実は能動的ですね。
やっぱ充実で!!
まあ自分の心持ち次第ですね~!!!!
さて。
お仕事ですが年明け以降雪もなく
1月は順調に進めることが出来ました。
来週半ば頃に完成予定でした大きな現場も
本日完成を迎えますので日数的に大きな貯金ができました。
ありがたやありがたや。
月曜日からは地元の
二本松市成田地区の梅木寺様寺墓地において
墓所新設工事を着工致します。
来週は全優石の総会も予定されていて
社長と私と弟は不在の日も多いのですが
職人さん方にその間の現場の進行はお願いするかたちになります。
2月は日数も少なく
より過ぎ行くのが早く感じます。
また月曜日より現場・工場ともに安全第一で進めていきたいと思います。

大寒。

真冬とは思えぬここ数日の日中の晴天続き。
助かります。
一年で最も寒いといわれる大寒(過ぎましたが(^-^;))の周辺のこの時期にも
雪が積もらず何よりです。
私達石屋は外仕事。
季節ごとの暑い寒いは慣れたもの。
雨や雪だけ御勘弁といった感じです。
さて現在は二本松市針道地区で墓地工事進行中です。
本日は石塔の字彫り中ということもあり
現場は一時中断して
社員手分けして工場での加工と他の現場の軽作業に励んでおります。
私は午後から商工会青年部の県北地区研修会へ向かいます。
今回は研修会の中で興味深い内容の講演会が予定されています。
普段外仕事をしていますと
こういった講演会での長時間の着座は慣れていなくて
眠気に負けそうになりますが
自らに気合いを入れてしっかりインプットしてきたいと思います。
事務所にも日が差してきました。
太陽の光を浴びますとテンションが上がります!!
明日の石塔建て上げも良い天気になりますように!!!!

本日は。

午後から郡山市において
一般社団法人 全国優良石材店の会(全優石)の福島支部会議が開催されます。
㈲ミナト石材からは福島支部長であります社長と私の二人での参加です。
主な議題としましては
来月の6日・7日に開催されます総会の段取りでございます。
今年の総会はなんとっ!?
ここ福島県郡山市のホテルハマツでの開催。
全国の有名石材店の大先輩方に郡山市にお集まりいただきます。
私達福島支部はホスト側。
「来て良かった!!」
「福島の酒は美味いね!!」
「福島支部頑張ってるね!!」などなど
充実した二日間を過ごしていただくための準備・段取に奔走中です。
一番ピリピリしているのは支部長でもある社長。
顔を潰すわけにはいきませんので
私もできる限りのフォローをしていく所存です。
7日は福島支部若手代表によるフォーラムも開催。
私も指名を受けてしまいました(^-^;
大先輩方の耳障りにならないよう精一杯つとめたいと思います。
ではでは。
昼食後に準備をして会議へ向かいます。

新ホームページが完成いたしました!!

12月17日より
㈲ミナト石材の新しいホームページの運用を開始いたしました。
多くの方にとりまして
お墓は普段から馴染みのあるものではありません。
それゆえいざお墓を建てようお墓を直そうと思い立ちましても
石のこと宗派のこと等々わからないことばかりかと思います。
また石材業界は情報発信が少なく
「足元見て高いお墓を売り付けられるのではないか?」
「手抜き工事で儲けているのではないか?」などなど
石材店に対して不信感をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
現在インターネットやそれを利用したSNSはインフラとなっています。
何かしら調べ物があればまずはネット検索。
買いたいものがあればネットで底値の検索。
お墓もしかり。
まずは情報収集。
そして石材店選び。
そういった方々に有益な情報をお届けしたくこのホームページの作成に至りました。
これからはホームページとブログとFACEBOOKページを活用しまして
お役に立てます情報の発信につとめたいと思います。
お墓のことでお悩みの方々のお力になれますこと心より願っておりますm(__)m
http://minato-sekizai.com/

帰宅困難区域へお墓の復旧作業に行ってきました。

昨日は浪江町の帰宅困難区域へ入りまして
お墓の復旧作業に行ってきました。
1384823695908.jpg
川俣町との境目にあります検問所。
警察官かと思いましたが民間の警備会社の方のようです。
1384823766838.jpg
こちらの許可証がないと入れません。
作業に当たる人数・作業員の名簿・車両等々
全て事前に報告して申請。
作業当日までの段取に時間がかかります。
1384823696541.jpg
1384823768133.jpg
作業に入った共同墓地です。
復旧が済んだお墓も見られますが
まだいくつか震災当時のまま放置されているものも見られます。
なんとも痛ましい光景です。
1384823694416.jpg
1384823698058.jpg
作業終了後は全身はもちろんですが靴の裏までスクリーニング検査。
またこの際に作業中の被曝量の証明書を受け取ります。
1384823697405.jpg
使用した車両も念入りにスクリーニング。
墓地用クレーンまで検査されました。
帰宅困難区域での各種復旧作業ですが
上記の検査を済ませて午後4時には検問を出なくてはいけません。
そうなるとどんなにギリギリまで頑張ったとしても
だいたい午後3時半くらいまで。
作業に入る前もこの検査所に寄って
線量計を受け取ったりその説明受けたりで
作業開始は午前9時過ぎ。
昼食時間を抜くと作業時間5時間強。
事態が事態ですから仕方ないですが
復旧の歩みは遅くなります。
これが福島県の現実か・・・・・。

せっかくなので!!

今回書をお世話になりました千葉清藍さんのHPを御紹介いたします。
是非御覧ください。
また千葉さんとの御縁のきっかけとなりました
福島ロイヤルティコンサルティングの斎藤慎也くん。
いつもありがとうございます!!
頼りにしてます。
自分に関っていただいている全ての皆様に感謝感謝です。

お仕事報告。

何だか今日はジメジメしてます。
関東までは梅雨入りだそうでして
ここ福島県ももうすぐでしょうか?
ジメジメは仕方ないとして
あまり雨の降らない空梅雨であることを祈るばかりです。
雨ばかりですと現場の進行に支障が出ますのでね~。
さて。
四連休明けからスタートしておりました大仕事が
先週無事に完成いたしました。
二本松市鈴石地区観音寺様寺墓地での
大内様墓地工事でございます。
亡くなられたお母様への想いがたくさん込められた素敵なお墓が仕上がりました。
KIMG0230[1]_convert_20130530111155
KIMG0227[1]_convert_20130530111112
KIMG0229[1]_convert_20130530111135
石塔・外柵ともに桜御影石を利用しています。
優しいお色で人気の石でしたが
最近では品薄になりつつあります。
半永久的に採石が続かないところが
石という天然素材の難しいところです。
竿石の正面の字は
郡山市在住の書道家の千葉清藍さんに書いていただきました。
素晴らしいの一言です!!
大内様も御納得の出来でございます。
こちらは「晴心」と書かれています。
亡くなられたお母様は晴子様とおっしゃいまして
お母様の名前の「晴」と「心」を組み合わせて
「母の生き方・想い・心を忘れぬように」との想いの込められた字でございます。
大内様。
この度はお墓の御用命を賜りましたこと誠にありがとうございました。
社長はじめ従業員一同心より深く御礼申し上げます。
大内様墓所が
お母様を偲ぶ場として
御家族の絆として
御家族それぞれのパワースポットとして
そこにいついつまでも有り続けますことを心より御祈念申し上げます。
お墓は「心」です。