墓がなくなったっ!?

唐突に何だ?と言われてしまうようなタイトルですね。
こんな記事を見つけましたので僕なりの考察を。
消える墓
今現在こういったことが頻繁に起きているかといえば・・・・・。
う~む。
今後起きるかもしれない
しかも最悪のケースとして捉えていいただければと思います。
お墓の継承者問題については以前もこのブログで書きましたが
無縁仏や無縁墓にならなく済むまたしなくて済む受け皿は様々ございます。
(集合墓や散骨の良し悪しは今回は置いておきます。)
田舎の両親も亡くなり
田舎のお墓への納骨も済んだけど息子夫婦(娘夫婦)は
自分達夫婦が亡くなった後も田舎のお墓を守ってくれるだろうか?
もしくはお墓の継承者がいないしどうしようか?
例えばこういった悩みを抱えた方。
親戚縁者また御家族もしくはお寺様に相談されるか
インターネットで何かしら調べられると思うんですね僕は。
こういったお悩みへの受け皿は様々ありますので
色々と迷われることでしょう。
息子夫婦に守ってもらえるように
田舎のお墓を処分して近くに新たにお墓を設けよう(改葬)
娘夫婦に守ってもらえるように
田舎のお墓を処分して両家墓をつくろう(改葬および両家墓)
継承者いないし集合墓に入ろう
息子夫婦(娘夫婦)の負担にならないように
田舎のお墓を処分して自分達夫婦は集合墓に入ろう(集合墓)
田舎のお墓に入っていたお骨もろとも海へ撒いてもらおう(散骨)
大雑把に考えてもこれくらいありますから
その御家族がお持ちの様々な事情に照らし合わせれば
さらに細分化されるでしょう。
たいていの方は細分化された中で
何かしら抱えている事情に適した埋葬方法をお選びになり
無縁仏・無縁墓を避けるはずです。
ですので
ずいぶん久しぶりに田舎のお墓参りにいったらお墓がなくなっていたというのは
非常に稀なケースだと感じます。
実際にお墓がなくなっていたんだよという方がいらっしゃれば
家族の絆や親戚・縁者といった一族の絆がそうとう薄っぺらいな~と考えてしまいます。
極端にいうと日本人ではない。
姿・格好や話す言葉は日本人ですが
日本人の日本人たる精神性は持ち合わせていない。
だって御先祖様を大切にするのが日本人ですから。
様々事情はあっても6年もお墓を放っておくなんて
御先祖様あっての今ある自分の命というありがたさを理解していない証拠。
話が脱線しそうになりました(^-^;
とりあえず記事にある話は
お墓を大切にするということ要は御先祖様を大切にするということが
日々の生活から欠落した方々に起こりうる話かと思います。
皆様。
お墓のこと御先祖様のこと
日頃から祖父母や両親とお話になってみてはいかがでしょうか?
こういったことが頻繁に起きる国にならないことを心から祈ります。
記事には6年に1回はお墓参りへとありますが
僕は1年に6回はお墓参りへと言い換えさせていただきます。
お墓は日本人の心です。

この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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