墓じまいの工事費はお客様の想定を上回るケースが多い。

皆様こんにちは!!今年も花粉症の季節がやってきました。石屋の仕事は屋外での肉体労働。花粉症持ちとしては、暑い寒いよりある意味年間でもっともきつい時期かもしれません。まあ集中力高く仕事をしておりますとそこまで苦にすることもないんですけどね。どうも!!現在は春彼岸後のお仕事の段取に奔走している石屋ブロガーの湊和也です。

まずは今年2件目の大規模案件です。ありがたいことであります。

さて。春彼岸前最後の現場となる現在は墓所撤去工事を進行中。要は墓じまいでございます。工事車両横付け可能という好条件のためサクサク進んでいます。

「墓じまいっておおよそいくらくらいかかりますか?」

こちらは墓じまいを検討中のお客様からよくいただく質問です。正直に言いまして、この質問に即答はできません。一口に墓じまいと言いましても、お墓の現状によりまして作業内容は千差万別。そのため工事費用も同様なのです。

軟石の石塔1基でしたら御負担は少なくて済むでしょう。

石塔はもちろんですが、墓誌や灯篭など、そして外柵もあればやはり手間がかかります。外柵の下には基礎コンクリートもありますから簡単な作業ではありません。

基本的にはきちんと見積りの時間をいただかなければ正確な金額というのはお伝えできないのです。

そして。

見積りをお渡ししますとほとんどのお客様がおっしゃるのは。

「けっこう費用がかかるんですね。」

墓所撤去工事はヒョイヒョイヒョイと簡単に済むといったイメージをお持ちだと思うのですが、実はかなりの労力と時間が必要な作業なのです。

ここ福島県二本松市も真冬には-10℃近くまで冷え込むこともあり、凍害が発生しないよう念入りな施工が求められます。また昔から国内でも地震が多い地域のため、基本的に地震を想定して頑丈な施工を行ってきました。基礎コンクリートの厚み・基礎と外柵部材のピンによる結合・石材同士の耐震ボンド接着・石塔の芯棒対応などなど、簡単に壊れないようにおつくりしてきましたので、簡単に撤去することができないのです。さらに隣接するお墓にも気を使います。特に基礎コンクリートの解体。密集している墓地区画ですと、基礎同士が接している場合が多く、解体することで隣接するお墓に悪影響が出ないように細心の注意を払って作業を進めなくてはいけません。解体だからと言って手荒な作業はできないのです。

現在の基礎コンクリート解体の様子。弊社では基礎コンクリートをいくつかのブロックに分けて撤去を行います。今回も向かって左側が基礎同士が接していますので慎重に慎重に作業を行っています。

おおよそいくらくらいか知りたい。

お客様のこのお気持ちはよくわかります。しかし墓じまいは実は簡単な作業ではないため、きちんと見積りをさせていただかなければ金額はお伝えできないのです。

とあるお坊さんから伺ったお話。

弊社の商圏にかなりの急勾配で難所墓地(僕ですらその墓地に墓地用クレーンを搬入するのは怖いくらい)がありまして、そこにあるお墓の墓じまいを首都圏の石材店が受注し現場を確認に来たようなのですが、あまりの作業条件の悪さにお仕事のキャンセルを申し出たとのこと。お客様の強い要望により何とかその石材店はお仕事を済ませたようなのですが、とんでもなく高額な請求だったとのこと。

弊社の商圏の墓地は基本的に山の上。慣れていない業者さんではやはり地元の石材店より高額になってしまいますね。

墓じまいもその他のお墓のお仕事も、その土地の墓地に精通した石材店に依頼することが間違いないでしょう。

(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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