道標石修復作業③

皆様こんにちは。
自分専用・・・・・とはいきませんが
工事車両に軽トラがもう一台欲しい
石屋ブロガーの湊和也です。

軽のダンプトラックがいいな~。

さてさて。

道標石の修復作業ですが
本日は朝から
肝心要の結合作業を行いました。

まずは下の石の穴にセメントを流して
ステンレス製のネジ棒を入れます。

ボルト結合 (1)

なぜネジ棒で結合するのか?

ネジ棒のネジ山がセメントにしっかり食うからですね~。

上の石の穴にもセメントを流します。
セメントがタプタプに入っていないのは
ネジ棒の体積分の余裕が必要だからです。

上の石の穴にネジ棒を入れたとき
穴からたくさんセメントが溢れ出しますと
その余分なセメントのせいで
石と石の間に隙間ができてしまい
ピタッと結合できなくなってしまうんです。

ボルト結合 (2)

セメントの量を調整するのに
何度かネジ棒の出し入れを繰り返して

最終的な結合~!!

マッスルドッキング~!!

このあたり世代を感じる(笑)

ボルト結合 (3)

つうわけで無事に結合終了。

ボルト結合 (4)

結合部に段差ができないように
クサビで高さなど調整した状態で
セメントの硬化を待つ養生期間に入ります。

セメント硬化後は
欠片が紛失した部分の修復作業。

手先の器用さが試されますね~(^_^;)

 

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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