皆様こんばんは。4年前に左足のアキレス腱を断裂したことを久しぶりに思い出してザワザワっとしました(゚д゚)どうも!!石屋ブロガーを目指して3歩進んで2歩下がる湊和也です。
左足アキレス腱断裂に関しまして、当時書き溜めた記事がありますので興味がございましたらどうぞ。
さてさて。本日は午前中に石を叩いておりました。
「チョウナ」という石工道具を使い「小叩き」という仕上げを行っていました。ちなみに今「チョウナ」と入力したところ「手斧」と変換予測が出ました。小さい斧。わからないでもないですね。石材加工は現在は機械加工が主流です。もちろん弊社にも色々と機械は揃っていまして様々な御要望に対応可能。ですが石材は品物によっては、機械ではなくて手加工したほうが味わいがあって良いものも存在します。
例えばこの可愛らしいお地蔵様の台石と文字彫刻した花立。あたたかみあるやさしい佇まいのこのお地蔵様に、ピカピカに磨き上がった台石は合わないなというのが僕の感覚。隣の花立も同様です。まあこちらは文字を彫ってある面は磨いていますけど(^_^;)とうわけでどちらも手加工で割肌を出して平面は小叩きで仕上げました。こちらのお地蔵様は宮城県川崎町の石神彫刻工房さんでつくっていただきました。工房の平泉御夫妻からも「そうそう!!こういう台石!!OK!!OK!!」というニュアンスのお言葉もいただくことができましたので、自分の感覚は間違っていなかったなという自負はあります。
石神彫刻工房さんはこちらからどうぞ!!すんげ~素敵な工房ですよ!!
こちらはその台石の作製途中。割肌を出し終えたところですね。割肌はセットウ(左)とコヤスケ(右)という石工道具でつくるようになります。
石材の手加工全般に言えることですが、肉体的負担が多くなかなか大変。でも実は僕は石材の手加工が結構好きです。例えば小叩きは単純作業の繰り返しで時間もかかる。加えて腕の疲労はハンパない。でも仕上がったときは達成感を感じますし純粋に嬉しい。また昔の石工の苦労を体で感じることができる貴重な作業で、一打ち一打ちが石工としての経験値を積み上げているようでたまらない(笑)まあ好きとはいえ、僕の手加工なんて石工の大ベテランさんから言わせればミジンコレベル。一歩一歩腕を上げることができるように、今後も手加工の機会を増やしていきたいと思います。
(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)
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この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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