見積書や契約書に記載する石種は正式名称じゃないとまずいと思う。

皆様こんばんは。昨日は次女が通う岩代幼稚園の学芸会。幼い子供達のお遊戯っていいですね~♪たくさんの元気をいただいてきました(´∀`*)どうも!!石屋ブロガーを目指してよちよち歩きの湊和也です。

元気をもらっては来たのですが、今朝から喉がイガイガします。先週は娘二人とも風邪を引いていたのですが、風邪までいただいてしまったか(笑)

さてさて。先日の記事の中でも触れましたが、中国産の石材はアルファベットと数字の組み合わせで名前が付いている石が多いです。もちろん一部例外はありますよ。この記事の中程で触れています。

中国産G623を石塔に使用することの是非。

んで中国産の石材なんですが、やはり石の名前として何か味気ない。「G623」「G614」「G663」「AG98」などなど、何となく無機質な印象。ですが国産の石ですとほんの一部ですが「浮金石」「磐梯御影石」「伊達冠石」などなど、格好良い名前が付いています。石材店のチラシなんかを見ますと、中国産の石材というのはすぐわかるんですが、「何じゃこりゃ?」という名前がその石に付いていたりします。

G623→福白石 G614→白洋石 G663→桜光石とかね。

これはどこかの石屋さんがこう名前を付けていたというわけではなくて、僕が今適当に付けただけですから(^_^;)上でも書きましたけど、アルファベットと数字の組み合わせの名前では味気ないですので、石っぽいそれらしい名前を付けたい気持ちはわかります。またその付けた名前を見積書に記載することで相見積もりになったときに、他社さんが石種を選定しにくくなるというメリットもあるかもしれません。まあほぼほぼ見当つくけどね(笑)

んで僕が思うに、中国産の石材に石っぽいそれらしい名前を付けて販売したい気持ちはわかりますが、やはり正式名称で販売しなくてはいけない!!だって適当に付けた名前って言ってしまえば嘘じゃないですか。僕はお客様を騙しているような気がしてならない。つうかお客様を騙している石屋も世の中にはいるんじゃないか?

例えばG663。桜色の素敵な石です。この石を「桜光石」と名前を付けて販売するとき、売値はG663の単価で算出したとしても、お客様が石を判別できないことをいいことに、実際には同じ桜色の石でも明らかに仕入れが安いG635を納品するという可能性も有り得るわけです。

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左がG663で右がG635。仕入れ額はG663を100とするならばG635は80で仕入れることが可能です。僕達石屋は明らかに違う石ってわかりますけど、お客様は石屋に「同じ石ですよ。」って言われたらまず疑うことはないと思います。それぞれで見せられたらわからないけど、こうやって並べてみると・・・・・微妙な違いわかりますかね?

というわけで業界全体で足並み揃えて、「見積書・契約書・チラシ・カタログ・ポップ等に記載する石の名称は正式名称で統一する。」こういったことが徹底できたら、お客様が感じる石材業界の不透明さが少しは改善されますかね~。でもそうなったってお客様をG663の例のように騙す輩はいるんでしょうな~。そういう石屋は、というかそういう人間は救いようがないですね~。

 

(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)

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この記事を書いた人

湊 和也㈲ミナト石材 代表取締役社長
福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!

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