皆様こんにちは。雨が降り出しました。気温が低いうえに雨まで降ると、何だかテンションが下がってしまいますね(^_^;)どうも!!明日は天気が良いそうなので、明日から元気に新現場を着工する石屋ブロガーの湊和也です。
会社の元気は社長の元気からです!!
さてさて。石材輸入の商社さんのストックヤードにある各石材店からのオーダー品の梱包の数。これが多ければ「皆さん動いてるな~。」と感じますし、逆に少なければ「市場の動きが鈍いな~。」と感じます。当たり前か(笑)まあ石材業界の景況判断のひとつかな~と僕は考えています。
その梱包を眺めていますと、石塔への文字彫刻や墓誌への戒名彫刻が済んだ状態のものを数年前から見かけるようになりました。要は加工だけではなく、中国の加工工場で字彫りまで行って日本に入ってきているんですね。
石材店の営業形態というのは千差万別です。採石・加工・販売・施工まで全て手掛ける石材店もあれば、逆に工場・字彫り場を持たず販売のみで施工は下請けへという石材店もあります。中国側で字彫りまで行うのは、主にこの後者のような石材店(後者の形態を僕達と同じく「石材店」と言えるのかは微妙ですが。)がほとんどかと思います。
僕の立場では中国側で字彫りまで行うことについての良し悪しを断言はできません。でも・・・・・完全自社で彫っている身とすると何か引っ掛かるんですよね(^_^;)
石塔の文字彫刻は要はお墓の顔となる部分です。そのため字彫りはお墓づくりの中で非常に重要な工程になると思います。僕もそうですが、失敗は許されませんから字彫り職人は作業毎にずいぶんと神経をすり減らしますし(^_^;)しかしその作業を経てこそ、僕達石工の情熱が注ぎ込まれ、よりそのお墓を建てさせていただくことへの責任感が増すのです。
中国で字彫りまで行ったお墓は、「販売した方や施工した方の責任感が薄い。」なんてことは決してありません。お客様に御満足いただくために間違いのないお仕事をお届けしていると僕は信じています。というかそうであってほしい!!
でも中国側に字彫りをお願いするよりやっぱり国内で彫りましょうよ!!
自社に字彫りの設備がない。
自社に自彫りの技術がない。
それなら字彫り専門の石屋さんにお願いすればいいじゃない!!彫ってくれる仲間の石屋さんにお願いすればいいじゃない!!そうすれば業界の横の繋がりが活性化するじゃない!!
こういった部分も石材業界が元気になっていくために必要なひとつの要因ではないでしょうか?
というわけで!!僕はこれからも人を想って日々彫り続けます!!
(´∀`)ひそやかに石材業界の発信KINGを目指しま~す♪(´∀`)
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この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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