御挨拶もそこそこにいよいよ本題へ。
ですがその前に講演当日が春彼岸の中日でしたので
彼岸のお話を少々。彼岸の豆知識にどうぞ!!
『さて、本日は春分の日。お彼岸です。お彼岸て一体何なのでしょう?
まずこの彼岸という名称ですが、仏教教義の中に存在する言葉でございます。
人間界・現世とでも言いますでしょうか、要は私たちが生きている世界を
此の岸と書いて「此岸(しがん)」とお呼びします。
逆に亡くなった方々がいらっしゃる世界・死後の世界、要は俗にあの世と呼ばれる世界を
彼の岸と書いて「彼岸(ひがん)」とお呼びします。
これで彼岸の言葉の意味を御理解していただけたかと思います。
世界には仏教国と呼ばれる国がいくつか存在いたしますが
彼岸の仏事は実は日本独自のものでございます。
あくまで一説ではあるのですが、彼岸のはじまりを少々。
彼岸は浄土思想に結びついて説明されることが多くございます。
彼岸といえば、本日春分の日と秋分の日です。
この春分と秋分は太陽が真東から昇り真西に沈み行きます。
この真西に沈み行く太陽に礼拝して
遥か西の彼方に存在するとされている「極楽浄土(西方浄土)」へ思いを馳せたのが
彼岸のはじまりと言われております。
彼岸は中日を真ん中に前後3日間ありまして
合計7日間でございます。
古くは亡くなったあとは「何事もなく極楽浄土に渡れますように!!」と
仏道に身を置く人間はもちろんのこと、広く一般庶民の方々まで
懸命に仏道の修行をした期間だと言われております。
それが時代に伴いだんだんと変化してきまして
現在では家族みんなでお墓参りへ足を運ぶ日本人の年中行事に姿を変えました。
さあここで出てきました。
「家族みんなでお墓参りへ足を運ぶ。」
ここからはいよいよ本題です。
「なぜお墓参りで良い子が育つのか?」
私なりの見解・考察をお話させていただきたいと思います。』
いよいよです。いよいよ。
次回から本題に入っていきますよ~。
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この記事を書いた人
- 福島県二本松市小浜 ㈲ミナト石材 代表取締役社長。120年続く石屋の五代目です。お墓は「大切だった亡き御家族様の安らかな眠りを願う、残された御家族様の祈りの象徴」です。この私信を胸に、僕は人を想ってお墓をつくり続けます。・・・・・とまあ、お堅い自己紹介はここまで(笑)お酒大好き!!お祭大好き!!二人の娘を持つ石屋のおとっつぁんです!!最近は腕時計の収集に夢中~。と言っても高級品ではなくチープカシオね(笑)ブログは毎日更新しています。お墓づくりに不安のある方や疑問をお持ちの方の一助になれれば、僕にとってこの上ない喜びですっ!!
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